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タートルの会,忘年・講演会開催のご案内
掲載日:2001年11月8日(木)

タートルの会,忘年・講演会開催のご案内

平成13年11月13日

 各位

中途視覚障害者の復職を考える会
(通称:タートルの会)
会長 下堂薗保

忘年・講演会開催のご案内

 2001年も残り少なくなりましたが、内は不況、失業等々、外はアフガニスタン戦争、炭疽菌等々、騒がしいまま越年しようとしています。
 さて、タートルの会では、中途視覚障害をのりこえ、会社経営者として活躍されておられる鈴木克己氏を迎え、酒談義に花咲かせながら、恒例の忘年・講演会を下記により開催することになりました。
 皆様、大いにノミニケーションしましょう。多数の出席を歓迎します。

○日時 平成13年12月8日(土)
 17時00分〜20時00分
○会場 「ザ・ホテルベルグランデ」
  (電話:03-3631-8111 JR総武線両国駅)
○会費 6000円
○申し込み 「タートルの会」事務局(03ー3351ー3208)
○締切り 12月6日(水)
○待ち合わせ 両国駅西口 午後4時半

◇日程……
 17:00 開会(講演者紹介)
 17:10 講演(演題・耳で診る)
     講師:鈴木克己氏(アルケア株式会社会長)
 17:50 小憩
 18:00 宴会
 20:00 閉会

講師プロフィール
病名:網膜色素変性症(全盲)
趣味:旅行・音楽観賞・日曜大工
昭和31年都立高校を卒業、挙結梔q材研究所に入社(現在のアルケア株式会社。
36歳の働き盛りに結核をわずらい、1年療養するが、失明に至る。
失明して2年後、経営を引き継ぐこととなり、「鬼手仏心」を心の支えとして、会社の経営に専念。
傍ら東京商工会議所文京支部・医療産業分科会副会長、日本盲人経営者クラブ会長としても活動。
平成9年会長に退き、後進の指導と、障害者自立の支援運動に参加。
現在に至る。

障害者の生活と権利を守る全国集会のご案内
掲載日:2001年11月21日(水)

障害者の生活と権利を守る全国集会のご案内

 毎年恒例の障害者の生活と権利を守る全国集会が、12月2日、10時から17時まで、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されます。この集会は、全視協が常任幹事団体として関わっている障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会(障全協)の主催行事です。
 今回は、厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部 社会福祉専門官の平野 万紹(ひらの まさあき)氏による記念講演、「どうなる!障害者福祉 どうする!支援費支給制度 ーいまもとめられる課題と運動」や、障全協が今年10月に派遣した北欧福祉視察団からのほうこくのほか、全部で9つの要求分科会が開催されます。
 参加費は2000円です。昼食は予約制で640円です。
 翌日の政府交渉を含め、多数ご参加ください。
 詳しくは、E-Mail: zensikyou@mud.biglobe.ne.jpまで。

TRONイネーブルウェアシンポジウム2002
掲載日:2001年11月27日(火)
TEPS2002
(TRONイネーブルウェアシンポジウム2002)

【日時】2001年12月15日(土) 13:30
【テーマ】「どこでもコンピュータ時代のイネーブルウェア」
【場所】ラフォーレミュージアム六本木
【主催】TRONイネーブルウェア研究会、
    トロンプロジェクトシンポジウム実行委員会
【協賛】インタフェースデザイン研究会
【特別協賛】株式会社アプリックス、株式会社NTTデータ
      株式会社サトー、パーソナルメディア株式会社、
      株式会社日立製作所、矢崎総業株式会社

■TEPS2002のご案内
トロンプロジェクトでは、身の回りの生活空間に目に見えないコンピュータを遍在させ、快適な生活を送れるようにする「どこでもコンピュータ」の技術基盤づくりを進めています。どこでもコンピュータの代表的な機器の一つが携帯電話です。そこで昨年のTEPSでは、「バリアフリーに活かす次世代携帯電話」をテーマとして議論しました。今年は、テーマをどこでもコンピュータ環境全体に広げて論じていきます。

どこでもコンピュータ時代には、社会全体で意識的に高齢者・障害者を配慮していくことが欠かせません。最近では、さまざまなバリアフリー、ユニバーサルデザイン指向の機器が増えていますが、今後新しい技術の利用にあたり何が必要なのかを、具体的な例を示しながら論じていきたいと思います。

今年も昨年に引き続き、最先端の次世代携帯電話の開発に携わっていらっしゃるNTTドコモ マルチメディア研究所の中野博隆所長をお招きします。同社は、世界でも有数の次世代移動体通信技術の開発を進めており、今年はその一般サービスも始まりました。その技術の現状と展望をご講演いただきます。

発表では、携帯電話を使った視覚障害者支援の最新の現状、デジタル放送のアクセシビリティ、そして音声を使った歩行者支援システムの現状などをご報告いただきます。続くパネルディスカッションでは、どこでもコンピュータ環境の時代に、新しい技術をどのように活かすべきなのかを、発表していただいた方がたとともに探っていきたいと思います。

■プログラム
13:00 受付開始

13:30-14:15 基調講演
「どこでもコンピュータ時代のイネーブルウェア」
坂村健
(TRONイネーブルウェア研究会 会長/東京大学大学院 教授)

14:15-14:45 招待講演
「FOMAがひらく新しいコミュニケーションについて」
中野博隆
(NTTドコモ マルチメディア研究所 所長)

14:45-15:00 休憩

15:00-16:00 発表
 「テレビ携帯電話画像を使った視覚障害者に対する遠隔音声援助」
長谷川貞夫
(日本点字図書館 評議員)

「デジタル放送のアクセシビリティ問題」
河村宏
(日本障害者リハビリテーション協会 情報センター長)

「赤外線音声情報案内システム トーキングサイン」
大久保紘彦
(三菱プレシジョン株式会社 開発本部 新規事業開発室 室長)

「2001年の盲学校から
〜音声読み上げ携帯電話を使用する全盲生徒
〜大学・行政機関・パソボラ組織と連携して行った高齢視覚障害者へのIT講習会の開催など」
三崎吉剛
(東京都立八王子盲学校 教諭)

16:00〜17:00 パネルディスカッション
 パネリスト:
中野博隆、長谷川貞夫、河村宏、大久保紘彦、三崎吉剛
コーディネーター
坂村健

17:00 終了

■TRONイネーブルウェアとTEPS
トロンプロジェクトでは、どこでもコンピュータ時代のための技術基盤づくりを行っています。その環境では「誰でもが使える」電子機器、コンピュータの実現が不可欠であることは言うまでもありません。そこで私たちは、「誰でもが使える」の範囲を広げるために高齢者・障害者への対応を大きなテーマの一つとしてきました。そして、そのための研究開発を推進し、その機能を標準的な機能として普及させるために、1987年から『TRONイネーブルウェア研究会』を組織し、活動を行っています。

TEPSは、「TRON Electronic Prosthetics Symposium」の略です。「TRONイネーブルウェアシンポジウム」を短く「TEPS(テップス)」とよぶこともあります。「補綴(ほてい/ほてつ)術:Prosthetics」という言葉は、従来、人工臓器や義手・義足などの開発研究を行う医学の一分野を指した言葉です。近代の技術革新、特にコンピュータ技術の発達は、このような従来の補綴具の領域を越える新しい補綴機器の開発を可能としています。そこで、TRONではこの新しい概念を表すために、「補綴:Prosthetics」という従来の言葉をそのまま使用し、「TRON電子補綴技術」とよんでいます。

しかし「補綴:Prosthetics」という言葉は、正確であっても多くの人にとってなじみの薄い専門用語です。そこで、「イネーブルウェア: Enableware」という新語も作り、これを広く使用しています。高齢者や障害者など、何かが「出来なくなっている人びと: Disabled Persons」にとって、その何かを「可能にする: Enable」ためのハードウェア群・ソフトウェア群を指します。

■参加要項
【参加費】   1000円
[当日会場でお支払いください]

【お申込方法】 参加申込書にご記入のうえ、電子メール、FAX、郵送で下記までお送りください。定員に達した場合のみ、その旨のご連絡をいたします。
        参加証などの発行はいたしません。当日直接会場へお越しください。

【お申込先】  TRONイネーブルウェア研究会事務局
         東京都品川区平塚1-7-7 MYビル 〒142-0051
         Phone:03-5702-0348 Fax:03-5702-0359
         E-mail:NBG03030@nifty.ne.jp

■会場ご案内
名称: ラフォーレミュージアム六本木
   東京都港区六本木1-9-9
   http://www.tron.org/tronshow/map.html
交通: 地下鉄南北線・六本木一丁目駅2番出口より徒歩5分
   地下鉄日比谷線・神谷町駅2番出口より徒歩10分

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■TEPS2002参加申込書
 記入日:2001年  月  日
 お名前:
 ご所属:
 ご住所:〒
                [勤務先・自宅]どちらかに○印

 電話:             [勤務先・自宅]どちらかに○印
 FAX:             [勤務先・自宅]どちらかに○印
 電子メールアドレス:

 介添え者の有無    有   無
 車椅子での来場    有   無
 口述筆記       要   不要
    ※その他の援助が必要な方も何なりとご相談ください


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タートルの会EMail:turtle.mail@anet.ne.jp

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