目次
- 表紙写真
- 巻頭言副理事長 市川浩明
- タートル催事報告理事 松尾・石原
- 職場で頑張っています1上村俊行氏
- 職場で頑張っています2会員 早川美奈子と盲導犬・タッチ
- お知らせコーナー
- 編集後記
- 奥付
表紙写真
カメのイラストと写真があります。
写真は、四谷センター近くの階段から写したセンターの外観です。
巻頭言
『ご挨拶』
副理事長市川浩明(いちかわひろあき)
市川と申します。前回の理事会で、副理事長という職責を担うこととなりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
情報誌タートルで、新理事長のご挨拶に始まり、新たな副理事長がご挨拶をしてまいりましたが、私で最後となります。
◆私のこと…
私は、緑内障や網膜剥離などの病気を経て、15年ほど前に中途で視覚障害になりました。ロービジョンの時代から数年が経ち、現在は全盲です。
目が見えているときには、自分が視覚障害者になるとは思いもよりませんでしたし、いざなってみると家族や友人、仕事仲間の誰一人として同じ境遇の人はいませんでした…。
◆タートルとの出会い
前述したように、目の病気になり、視覚障害者になったことがきっかけでした。当時は、ロービジョンでしたので、多少目の見える部分を使いつつ、仕事をこなしてきましたが、できないことが多々あり、ストレスと戦う毎日でした。
知人などに依頼して調べた結果、拡大読書器といった機器、スクリーンリーダーなどの技術や、ロービジョンケアをしているメガネ屋さんなど様々なことを知り、その中でタートルにも巡り会えました。
◆振り返ると…
少しためらいもありましたが、やはり、1度は相談してみたいと思い、当時相談会を担っていただいていた、高橋先生を始め、タートルの役員の方々にお会いしました。相談をした後、少し心が軽くなった気がしたことが思い出されます。
その後、当時の仕事を早期退職し、四谷にある、日本視覚障害者職能開発センターで、半年ほどの受講を経て、転職をしました。
◆当事者としての一方
タートルとの出会いの中で、1番良かった事は、同じ視覚障害の仲間ができたことです。当時は、当事者団体に参加することもなかったので、少々、遠慮がちなところもありましたが、下堂園さんのお誘いを受け、忘年会に参加しました。忘年会で、音楽を披露しているメンバーを目の当たりにして、楽器の演奏を趣味としている私は、視覚障害を持つ仲間を初めて作ることができました。その後、交流会など様々な活動のお手伝いをしながら、現在は、情報誌の発行を担っています。
◆お願いしたいこと
皆さんも、日々仕事、または学業、家族のことなど、いろいろなことでお忙しいと思います。そのような中で、もし、お時間が作れる、何かしらこういう活動に興味がある方がいらっしゃるようでしたら、是非お声がけいただき団体の運営を手伝っていただければと思います。
また、情報誌タートルでは、職場での体験や、就職への活動、定年まで勤めあげた思いなど、執筆してくださる方を募集しています。皆さんと同じように頑張っていらっしゃる方へ、是非言葉をかけてあげてください。また、当事者周辺の方々が読んでくださるときには、当事者との関わりの気付きになるはずです。
◆最後に…
私が10年以上タートルと関わりが持てたことは、今まで支えてくださった先輩の方々を始め、周囲のたくさんの人々のおかげです。今後とも微力ながら会の発展に力添えができたらと考えています。副理事長と言う立場は、理事長を補佐し、活動を支える役割です。そのことを肝に銘じ、これからも頑張って参ります。今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。
タートル催事報告
『女子会開催しました!』
理事 松尾・石原(まつお・いしはら)
女子会は、お昼時の開催ということで自慢の手料理や食べ物・飲み物を用意してもらい、食べながら飲みながらざっくばらんに話せるオンラインで行いました。参加者の方々の自己紹介ではランチに用意されたものを伺ったり、好きな季節とその理由を話していただきました。どんな風に進んでいくか、私たちスタッフも最初はちょっと緊張がありましたが、自己紹介から皆さん、楽しいトークを広げてくださり、和やかにスタートしました。
ざっくばらんに話すと言ってもやはり何か話のきっかけは必要ですよね。そこで今回は2021年を振り返って「今年始めたこと」または「今年あった良かったこと」のどちらかを皆さんに話していただくことにしました。
今年始めたことおよび良かったこととして「タートルに参加したこと」と話してくださった方が複数いらっしゃいました!うれしいですね。いろいろなサロンや相談会、情報誌作成などなど、タートルは多くの事業を行っていますが、担当のスタッフは大喜びだと思います!
他には、新生活をスタートさせたことや聖火ランナーを務めた話、「白杖ガール」のドラマ効果で地元テレビのインタビューを受けテレビ出演したというお話があったり、また、今年始めたこととして、資格取得の勉強を開始したことやお取り寄せを楽しんでいる話、ヨーグルトメーカーを使った調理などの様々な話題で盛り上がりました。
まだ視覚障害がわかって間もない方は、お料理するのが怖くなってきていたけれど、生活訓練の体験を受けて少しやれそうという希望が持てたと話してくださっていました。それでもまだまだ不安はぬぐえない感じでした。そんな彼女に「だいじょうぶ、だいじょうぶ…」と、先輩からの優しい一言の声かけ!私までもがすごく勇気づけられたというか、抱えている心配事もなんだかうまくいくんじゃないか、そんな風に感じさせてくださる素敵なやりとりもありました。
最近、タートルでは、たくさんのサロンや勉強会をオンラインで開催しています。タートルの役割として視覚に障害があっても課題を解決しながら就労していくために、どうしたらよいのか、みんなで考えているわけですが、女子会でももちろん就労に関わる内容を話すこともあります(ほんとでしょうか?笑)。しかし、女子会は少し就労の場面から離れて日常のこと等にフォーカスをして、楽しくおしゃべりしながら免疫力を高めていける場となればいいなと思っています!
職場で頑張っています1
『勇気があれば何でも出来る』
上村俊行氏(かみむらとしゆき)氏
▼自己紹介
私は横浜市在住で視野狭窄がある中途視覚障害者です。視覚障害者として転籍した職場で1年間が過ぎました。勤務地は東京、通勤手段は電車、乗換は1回、時間は1時間、職場は駅から近く、在宅勤務時間は50%くらいです。官公庁向けシステムを構築する企業で働いています。システムは、数名から数十名のプロジェクト体制で構築され、プロジェクトは、国内外の企業で構成されています。デジタル庁による「誰も取り残さないデジタル社会の実現」にむけてとりくんでいます。
▼転籍のきっかけ
一年前は車や電車やスマホに使われている部品の検査をしていました。検査は沢山の装置をパソコンで操作して行います。検査の結果は、大小さまざまな大きさの文字で、装置やパソコンの画面の至る所に表示されます。表示された数字を記録してグラフ化し報告する作業をしていました。仕事にミスが出だし、そろそろ職場を変えてもらう相談をしようとしていた時に、転籍の話がありました。視覚障害者は会社を変えないという大原則、55歳という年齢で新しいことが出来るのかという不安があり、小学二年生の子どものために長く働けるのかと悩みました。その時に頼りになったのが、患者会の仲間や福祉機関やタートルの会でした。決め手になったのは、タートルの会で開催して頂いたオンラインでの相談会でした。そこで「見えない装置の数字を読まなくて済む」、「見えなくてもプログラムは作れる」という言葉に勇気をいただき障害者枠での転籍を決めました。
▼入社までの経過
転籍にあたり、タートルの相談窓口の熊懐さんには本当にお世話になりました。入社までの短い間でしたが、「私の視覚障害についてとお願い」という文書を作成しました。いただいたひな形を参考に書き始め、6回も見直しを行いそのたびに熊懐さんに見ていただきました。そこには、障害の程度と配慮について、在職者訓練の受講とジョブコーチ支援制度を活用したいこと、就業に必要な機器があることなど視覚障害者が働くためのノウハウが詰まっていました。
入社後は、プライベートな時間に手帳の更新、障害年金の申請を行い、会社では、在職者訓練とジョブコーチ支援の申請とフル回転でした。在職者訓練が始まってすぐに、直腸炎を発症して2週間の入院をした時は、本当に多くの方に心配とご迷惑をおかけしてしまいました。
▼1年間のエピソード
在職者訓練やジョブコーチ支援、各種申請を通して、次の様なアクセシビリティに関する課題を目の当たりにしました。また、スキルのある視覚障害者の雇用の機会を減らしている現状も知りました。1)Webページの入力フォームにラベルが無くスクリーンリーダーが読めない。2)Webページの画像に対する代替テキストが無く、情報が伝わらない。3)スクリーンリーダーの読上げは、Webや資料が作成された順番になる。また、障害者の各種申請にとても時間がかかるのは、システムがオンライン化されておらずいまだに紙ベースとなっていることが分かり、当事者として出来ることが何かないかと思う様になりました。
新しい会社では、上長と二人きりで会話ができる1on1ミーティングが毎月あります。教育や業務の進捗の報告や、職場で困っていることなどを相談できます。さらにメインテーマを決めて取り組んでいます。今年は、「視覚障害者用の支援機器の導入」にしました。半年間かけて、障害者支援機器にはどんなものがあるか調べ、評価版を入手して性能や機能を評価し、購入決裁者が理解し易いようにデモ動画を入れてまとめたプレゼンテーションを行いました。苦労した点は、欲しいものを選択した理由でした。ジョブコーチやタートルの会からいただいたお勧めの支援機器についての情報が決め手となり、無事に承認を得ることができました。
なかなか仕事の方針が決まらない悩みも相談してきました。入社前の面談では大型プロジェクトのメンバーという話もありましたが、職場になれるため品質活動のサポートをする日々が続いていました。そんな時にキャリアデザインという数年先の希望を申請する機会がありました。検討するにあたって会社から提供された動画がとても参考になりました。昭和のサラリーマンが生きてきた価値観とはまったく違う社会が間違いなく訪れるというものでした。そこでの学びは、仕事に求めるものが年齢とともに変わり、持続的な成長と感謝の実感になるとのことでした。興味があるかたは、次の花田教授の動画をぜひ見て下さい。
慶応義塾大学花田光世名誉教授
https://www.youtube.com/watch?v=Town58V9xTU
▼かつての眼が良かったころの思い出
緑内障になる前は、子どもが欲しいと思っていませんでした。ですが、直感的に子どもをつくろうと決心し、妻にクリスマスカードで伝えました。今は子どもの居ない生活は考えらず心の支えになっていることは間違いありません。
(その当時は)エアコンやテレビやICカードを動かす半導体用のプログラムを開発するエンジニアでした。実験室に籠って、パソコンや半田ごてを手にあれこれ試行錯誤をしていたものです。粘り強く色々なものを工夫して形にした経験が、未経験の世界に柔軟に対応していくことに役に立ったのかもしれません。また、海外のお客さんがプログラムを開発するためのサポートもしていました。会話による説明が苦手なので、使用する機器や資料を分かり易くする工夫をしました。時にはフランスまで行って、冷や汗をかきながらセミナーをしてきたこともあります。
▼現在の状況
緑内障になったことは残念ですが、勇気を出して患者会へ参加したことをきっかけに、そこから色々な情報や刺激を得て、前向きな人生になったことには感謝したいと思います。これからも、支えてくれる家族や仲間・居場所となる人が集まる場所とのつながりを大切にしていきたいです。
入社時は、ノートパソコンと27インチのモニタでした。今は、会社と自宅のパソコンは処理能力が高くメモリ拡張したデスクトップパソコンとなりました。画面を大きくするために2台のモニタも導入してもらいました。1台のモニタは、拡大縮小を簡単に行えるタッチスクリーン機能付きです。ハイコントラストは、文字部だけ白黒反転し画面の色が分かる素晴らしいソフトウェアになり、スクリーンリーダーは、フリーソフトから世界標準でカスタマイズ可能なものに変わりました。会議室でのプレゼン用に携帯できるノートパソコンとタッチスクリーン機能付きのポータブルモニタも用意していただきました。
支援機器を導入し使ってみて感じるのは、多様性への取り組に期待はするものの、世の中は進歩し続けるので、新しい障害へのハードルも生まれ続けるということです。しかし、当事者の工夫により乗り越えること、乗り越えられたことを共有することで得られる楽しみもあるのだと感じています。
これからの仕事の方向づけとして、勇気を出してアピールしてみました。会社で、パソコン作業をロボット化する小集団活動が行われました。かつてのプログラマーの経験とパソコンをキーボードで操作するノウハウの両方が活かせると判断し、小集団活動の事務局をサポートしたいと提案し許可してもらいました。
これからは、障害者関連のシステムの改善にかかわれることを夢に、今は忙しい職場のメンバーが生き生きと働くためのサポートをしています。サポートは時代とともに進化することを求められ、やり方を工夫することで自らの成長につながり、感謝を実感する機会も得ることができます。そこで障害者の特性を生かして出来ることを思いにまとめて提案し、障害によるイライラを忘れてしまうくらい、ワクワクする気持ちを大切に、その思いを形にしていくことが、家族の幸せにつながっていくのだと思っています。これまで出会った全ての人に感謝して終了と致します。
職場で頑張っています2
『私の暮らしと仕事を支える素敵なパートナー』
会員早川美奈子と盲導犬・タッチ(はやかわみなこともおうどうけんたっち)
みなさん、こんにちは、早川美奈子と盲導犬・タッチです。私は幼い頃から網膜色素変性症でしたが、二十歳で白内障、その後、緑内障まで発症し今は全盲です。高校まで普通学校でしたが、弱視だったので卒後に職業訓練を受け製薬会社のオペレーターとして初めて社会に飛び出しました。社員の内線表や各支店の詳細な資料、取り扱っている薬品情報などを自分の見やすい大きさにマジックペンで書き直した資料を作りました。
次は、ショッピングモールのオペレーターとして勤めましたが、すでに視力は低下し、墨字を読み取ることができなかったので、苦手な点字で必要な資料を作りました。しかし、週2回発行されるチラシ情報や各テナント情報、迷子の呼び出しやお客様向けイベント情報の店内放送など…同僚の多大なサポートを得ることでやっと成り立っていました。日頃から気持ちよくサポートしてくださる周囲のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいでしたが「誰にも頼らず働きたい!」という気持ちが強くなり、あんま・鍼・灸の資格を取得し就職活動を再開しましたが、企業側の盲導犬拒否に阻まれ、なかなか就職することができませんでした。
白杖歩行が苦手な私にとって盲導犬の存在は水を得た魚のように自由で安全な歩行を与えてくれましたし、これで通勤の心配もなくなったのに悔しい思いをする日々でした。
2015年から都内の企業でヘルスキーパー(社内のマッサージルームで社員に施術を行う)として働き始めました。いざ、勤め始めると、タッチは社内の人気者となり、たくさんの社員と私を仲良くさせてくれる絆となってくれました。まだまだ、盲導犬への入店拒否や宿泊拒否など改善しなくてはならない事柄も多くて悲しいけれど、そんな気持ちを跳ね返すくらいの喜びを、日々与えてくれるのが盲導犬です。盲導犬と歩いていると、白杖で歩いていた頃よりも周囲の方々に声掛けしていただけることも倍以上に増えましたし、優しい人間を引き寄せてくれるのか、友人も増えました。タッチは私の身体の一部のような大切な存在です。
ヘルスキーパーの仕事は、術後に「身体がすごく楽になったよ。ありがとう♪」と感謝の言葉をいただけるステキな仕事です。思いがけず「コロナウイルス」によって働き方改革も進み、社内の雰囲気もすっかり変わりましたが、私自身テレワークのできない職種なので、出勤日や勤務時間の調整をしつつ、社員方々の健康維持や仕事効率アップのために、一生懸命施術させていただいています。社員の笑顔があふれる会社になるように、これからも頑張ります〓
お知らせコーナー
◆ ご参加をお待ちしております!!(今後の予定)
◎交流会
昨年はコロナ禍で開催できませんでしたが、今年度はまた、9月、11月、3月の第三土曜日、14時から16時までオンラインで行います。毎回、講演を聴いたあと、講師との質疑応答の時間も設けます。
◎タートルサロン
上記交流会実施月以外の毎月第3土曜日の14:00〜16:00に行います。情報交換や気軽な相談の場としてご利用ください。
他にも、原則第1日曜日には、テーマ別サロン(偶数月)、ICTサロン(奇数月も行います。
*新型コロナウイルス感染症の動向によっては、会場での会合が難しく、引き続き開催を差し控えさせていただきます。
※その場合にも、Zoomによるオンラインでのサロンは引き続き行います。奮ってご参加ください(詳細は下記の事務局宛にお問い合わせください)。
◆一人で悩まず、先ずは相談を!!
「見えなくても普通に生活したい」という願いはだれもが同じです。職業的に自立し、当り前に働き続けたい願望がだれにもあります。一人で抱え込まず、仲間同士一緒に考え、気軽に相談し合うことで、見えてくるものもあります。迷わずご連絡ください!同じ体験をしている視覚障害者が丁寧に対応します。(相談は無料です)
*新型コロナウイルス感染症の動向によっては、会場に参集しての相談会は引き続き差し控えさせていただきます。
*電話やメールによる相談はお受けしていますので、下記の事務局まで電話またはメールをお寄せください。
◆ICTに関する情報提供・情報共有を行っています。
タートルICTサポートプロジェクトでは、就労の場におけるICTの課題に取り組んでいます。ICTについては、専用のポータルサイトやグループメールをご活用ください。
タートルICTポータルサイト
https://www.turtle.gr.jp/ict/
タートルICTグループメールへの登録は以下をご参照ください。
https://www.turtle.gr.jp/ict/activity-2/ict-groupmail/
◆正会員入会のご案内
認定NPO法人タートルは、自らが視覚障害を体験した者たちが「働くことに特化」した活動をしている「当事者団体」です。疾病やけがなどで視力障害を患った際、だれでも途方にくれてしまいます。その様な時、仕事を継続するためにはどのようにしていけばいいかを、経験を通して助言や支援をします。そして見えなくても働ける事実を広く社会に知ってもらうことを目的として活動しています。当事者だけでなく、晴眼者の方の入会も歓迎いたします。
※入会金はありません。年会費は5,000円です。
◆賛助会員入会のご案内
☆賛助会員の会費は、「認定NPO法人への寄付」として税制優遇が受けられます!
認定NPO法人タートルは、視覚障害当事者ばかりでなく、タートルの目的や活動に賛同し、ご理解ご協力いただける個人や団体の入会を心から歓迎します。
※年会費は1口5,000円です。(複数口大歓迎です)
眼科の先生方はじめ、産業医の先生、医療従事者の方々には、視覚障害者の心の支え、QOLの向上のためにも賛助会員への入会を歓迎いたします。また、眼の疾患により就労の継続に不安をお持ちの患者さんがおられましたら、どうぞ、当認定NPO法人タートルをご紹介いただけると幸いに存じます。
入会申し込みはタートルホームページの入会申し込みメールフォームからできます。また、申込書をダウンロードすることもできます。
URL:http://www.turtle.gr.jp/
◆ご寄付のお願い
☆税制優遇が受けられることをご存知ですか?!
認定NPO法人タートルの活動にご支援をお願いします!!
昨今、中途視覚障害者からの就労相談希望は本当に多くあります。また、視力の低下による不安から、ロービジョン相談会・各拠点を含む交流会やタートルサロンに初めて参加される人も増えています。それらに適確・迅速に対応する体制作りや、関連資料の作成など、私達の活動を充実させるために皆様からの資金的ご支援が必須となっています。
個人・団体を問わず、暖かいご寄付をお願い申し上げます。
★当法人は、寄付された方が税制優遇を受けられる認定NPO法人の認可を受けました。
また、「認定NPO法人」は、年間100名の寄付を受けることが条件となっています。皆様の積極的なご支援をお願いいたします。
寄付は一口3,000円です。いつでも、何口でもご協力いただけます。寄付の申し込みは、タートルホームページの寄付申し込みメールフォームからできます。また、申込書をダウンロードすることもできます。
URL:http://www.turtle.gr.jp/
≪会費・寄付等振込先≫
●郵便局からの振込
ゆうちょ銀行
記号番号:00150-2-595127
加入者名:特定非営利活動法人タートル
●他銀行からの振込
銀行名:ゆうちょ銀行
金融機関コード:9900
支店名:〇一九店(ゼロイチキユウ店)
支店コード:019
預金種目:当座
口座番号:0595127
口座名義:トクヒ)タートル
◆ご支援に感謝申し上げます!
多くの皆様から本当に暖かいご寄付を頂戴しました。心より感謝申し上げます。これらのご支援は、当法人の活動に有効に使用させていただきます。
今後とも皆様のご支援をお願い申し上げます。
◆活動スタッフとボランティアを募集しています!!
あなたも活動に参加しませんか?
認定NPO法人タートルは、視覚障害者の就労継続・雇用啓発につなげる相談、交流会、情報提供、セミナー開催、就労啓発等の事業を行っております。これらの事業の企画や運営に一緒に活動するスタッフとボランティアを募集しています。会員でも非会員でもかまいません。当事者だけでなく、晴眼者(目が不自由でない方)の協力も求めています。首都圏だけでなく、関西や九州など各拠点でもボランティアを募集しています。
具体的には事務作業の支援、情報誌の編集、HP作成の支援、交流会時の受付、視覚障害参加者の駅からの誘導や通信設定等いろいろとあります。詳細については事務局までお気軽にお問い合わせください。
☆タートル事務局連絡先
Tel:03-3351-3208
E-mail:m#ail@turtle.gr.jp
(SPAM対策のため2文字目に # を入れて記載しています。お手数ですが、上記アドレスから # を除いてご送信ください。)
編集後記
全国のタートル会員の皆様、いかがお過ごしでしょうか? いつも情報誌を愛読してくださり、ありがとうございます!
7月9日、書きあがっていた編集後記を捨ててしまいました。それは、戦後最年少で、戦後生まれとしては初めての内閣総理大臣だった、安倍晋三元首相が凶弾に倒れたからです。
情報誌の読者の中には、元首相に好意的な人とそうでない人がいると思います。しかし、報道でも多数の人が発言していますが、どのような理由があれ、力で他人を押さえつけることには絶対に反対です。ましてや命を奪うという蛮行はしてはならないでしょう。
全世界に、日本は、選挙中に元首相が銃殺される国と報道されました。とても残念なことだと思います…。本号がお手元に届くときは、事件の詳細が伝わってくることでしょう。そして、引き続き悲惨な状況のウクライナに平和が訪れていることを願っています。
さて、今回の情報誌はいかがでしたでしょうか? これからも、皆さんに楽しんでもらえる誌面をお届けしますので、情報誌タートルを、どうぞ宜しくお願いします!
(イチカワ ヒロ)
奥付
特定非営利活動法人 タートル 情報誌
『タートル第59号』
2022年7月7日発行 SSKU 増刊通巻第7357号
発行 特定非営利活動法人 タートル 理事長 重田 雅敏