》Subject: [jarvi:06855] 電子朝刊が快適に読めます。 ( 長文です )
》From: togawa@mrf.biglobe.ne.jp
》Date: Tue, 24 Nov 1998 20:28:42 +0900
サンケイ新聞の電子朝刊をブラウザ(VEGA)で読む方法をご紹介します。
最初に電子朝刊とはどのようなものかサンケイ新聞のサイトから引用します。
東京本社発行の朝刊記事のほぼ全文から写真やイラストなど抜いたテキストのみのダウンロード型「電子朝刊」です。朝刊ほぼ全文の情報をまとめてすばやくお使いのパソコンの中にダウンロードすることが出来ます。料金は月額 1000 円です。
ファイルを解凍するために LHA 対応の解凍ソフトをご用意ください。
記事をブラウズするには産經 Web 、産經 Web-S でお使い頂いているブラウザーにファイルをドラッグするだけです。
朝刊記事は当日午前 4 時までにアップされます。』
ファイルサイズは25万〜29万バイト程度で、ダウンロードに要する時間は私の環境では約30秒です。
この後、「電子朝刊の読み方」及び「ツールを使って簡単にダウンロードする方法」について書いています。
以下にその方法の概略をサンケイ新聞のサイトからダウンロードしたお試し版の電子朝刊
today.lzh(97年12月19日)の内容を読みながら説明します。
(なお、新聞の内容の転載はサンケイ新聞社のご了解を頂いています。)
ダウンロードしたTODAY.LZHを解凍すると<S971219> というフォルダが出来ます。 この中にある INDEX.HTM を VEGA で読み込みます。
VEGAを起動して、 [HELP]を入力するとブラウザモードになりますので、キーボードから
A:\WINDOWS\デスクトッフ\S971219\INDEX.HTM [RETURN]
とにゅうりょくして、カーソルで1行上に
移動し、[F・1](GET)を入力しますと読み込みが始まり、終了するとビープ音で知らせてくれます。
(上記のパスは、次項で説明するダウンロードツールで指定されているもので変更も可能です。)
最初の画面は次のように表示されていて下カーソルで読むことが出来ます。
frame
frame
1
frame
2 menu1
3 menu2
/frame
4 menu3
/frame
5 article
/frame
平成 9年 (1997) 12月19日[金] 赤口
◆
6 産経朝刊から
◆
7 スポーツ
◆
8 天気
◆
9 新製品
◆
10 トクトク情報
ここで例えば「6 サンケイ朝刊から」にカーソルを合わせて [F・1](GET) を入力しますと、次の画面が表示されます。
説明するまでも無いことですが、 「7 スポーツ」以降も同様の手順で読み進めることが出来ます。
◇
1 一面
◇
2 社会面
◇
3 社会面2
◇
4 内政・総合
◇
5 国際
◇
6 経済
◇
7 決算
◇
8 人事
◇
9 死亡欄
◇
10 メディア
◇
11 オピニオン
◇
12 20世紀特派員
◇
13 生活
◇
14 読書
◇
15 東京ニュース面
と表示されますから同様のキー操作でよみたい項目を選択します。ここでは、「1 一面」を選ぶと、
◇
1 金大中氏が当選確実 韓国大統領選
◇
2 新進党首に小沢氏再選 「党再生を最優先」
◇
3 【視点】 ねじれ解消へ正念場
◇
4 防衛費0.25%減 事前閣僚折衝前年比で初
◇
5 東食が更生法申請 中堅食品商社
◇
6 1997年 ユーラシアは動いた(4)
◇
7 朝の詩 電車の中で
◇
8 産経抄
というように見出しが表示されますので、読みたい見出しにカーソルを合わせて [F・1]を入力するとその記事を読むことが出来ます。
全文読みは[SHIFT+INS]です。読み終わったら、[F3](BACK) で元に戻ります。
関連記事があれば、その記事の最後の References に表示されるので、そこにジャンプすることも出来ます。
保存したい記事もTEXTとして感嘆にセーブ出来ます。
このように見出しを見て、読みたい記事を選択しながら新聞を読むと、とても能率が上がります。
余談になります。私はVEGAをアクセステクノロジーから購入しました。
VEGAの型録のバージョンは4.0のようですが、NET上で改良が進んでいてその最新のバージョンは5.0に近づいています。
アクセステクノロジーでは、この最新のバージョンを送って下さいました。
尚HOME PAGE READER でもほぼ同様の読み方が出きることが分かりましたので感嘆に記しておきます。
home page readerは志摩さんの公安された方法でキーカスタマイズしてあります。
HOME PAGE READERの文字入力モードデ、上記のINDEX.HTMを入力しますと直ちに電子朝刊の最初の画面が読み上げられます。
リンク移動キーで目的の項目に移動して、[2]をダブルクリックするという操作を繰り返しますと記事を選択して読む事が出来ます。
元に戻るのは[HELP]キーです。
後で分かったことですが、このSANKEI_L.HTMは、パソコンの機種、OSやNETSCAPEのバージョンによっては、 キー入力のみで操作が出来なかったり、操作の手順や、音声のでかたが異なるようです。
ここで私の環境を簡単に記して見ますと、
パソコン:PC-9821/RA266
メモリー:96メガバイト
OS:WINDOWS98
NETSCAPE:VERSION 3.0
MODEM:TA
電話回線:ISDN
となっています。
私は、 自分のIDとパスワードを記入したSANKEI_L.HTMをA:\SANKEI\にコピーして、WINDOWS98 のスタートメニューから「ファイル名を指定して実行」で起動しています。
起動した直後の画面では全く音声が出ません。
[tab]を5回押し増すと「サンケイ電子朝刊 マイクロソフト インターネットエクスプローラ オープン」と発声します。
この後数回リターンキーを入力すると電子朝刊のダウンロードが始まります。
(予めSANKEI_L.HTMの設定をしておくとリターンキーの入力回数を減らすことが出来ます。
ただし設定には晴眼者の力を借りなければなりません。)
ダウンロード中は、ハードディスクのアクセス音が断続的に聞こえています。
しばらくするとダウンロード完了のメッセージがでますから[RETURN]を入力します。
続いてSANKEI_L.HTMを終了させるために[GRPH][F][C]を入力します。 後はリターンキーを押して回線を切断します。
操作中殆どの場面で不十分ながらも音声が出てくれますが、出ない場面もありますので、予め操作手順を記憶しておく必要があります。
私の環境でダウンロードに要する時間は30秒程度です。
ダウンロードが終了すると、 TODAY.LZHというファイルがA:\WINDOWS\デスクトップに格納されています。
A:\WINDOWS\デスクトップはデフォルトで指定されていますが変更も可能です。
次回ダウンロードする際に、上記のディレクトリにTODAY.LZHが存在すると、上書きをして良いかと尋ねて来ますが、[TAB]で「はい」「いいえ」を選択することが出来ます。
サンケイ新聞の電子朝刊の問い合わせ先は下記です。
http://media.supermall.or.jp/cgi-bin/fcg/user.cgi
産經新聞社電子電波局
〒 100-8077
東京都千代田区大手町 1-7-2
電話 03-3275-8782
以上が外川さんの書かれた記事です。その中で vega(ベガ)の販売先としてアクセステクノロジーが紹介されていました。その連絡先は次のとおり。
(有)アクセス・テクノロジー
〒923-0811 石川県小松市白江町ホ133−6
Tel:0761-20-1144 Fax:0761-20-1640
NIFTY-Serve ID:KYS05741
ユーザーサポート担当 Tel:0422-60-7361
それから、産経新聞電子朝刊のダウンロードについて上記の記事では WINDOWS 上で行う方法が紹介されていますが、PC-VAN / ボイス ルーム / #8673(98/02/14) の情報によれば、朝日ネットの「テキストwww」サービスを利用してもダウンロードできるようです。DOS上でWTERMというパソコン通信ソフトを使ってもダウンロードできるということになるかと思います。