発信者:IBM-HPR (IBM/日本IBM)
日 付:1997/11/11 7:51
連 番:<74>(Q&Aボード)
関 連:0(0)
標 題:[超長文につき注意:ダイアルアップネットワーク接続の設定手順 ]
内 容:(679 行)
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ダイアルアップネットワーク接続の設定手順
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目次
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(あ).導入されているネットワーク機能を確認します(全7手順)。
(い).ダイアルアップネットワーク接続アイコンを作成します(全16手順)。
(う).接続に必要なIPアドレス等のプロバイダー固有の設定を行います(全30手順)。
(え).接続してネットワーク接続の確認をします(全8手順)。
(お).ネットワークから切断します(全2手順)。
(か).接続がうまく行かない場合は。
(き).インターネットに接続するためのWindows95のセットアップ(全56手順)。
注意1:ネットワーク関連のシステム的設定になりますので、操作ミスがあるともとにもどすことはできますが、95リーダーで行う場合、結構面倒な作業になります。設定作業を行う前に、すべての手順に目を通しておいてください。
注意2:この手順書は95リーダーが導入されているとが前提です。
注意3:接続にはモデムが正しく導入されていることが前提です。
注意4:Windows95のマイナーバージョンアップ版であるOSR2では若干画面構成が異なる場合があります。
注意5:コンピュータが会社や学校などのローカルエリアネットワークに接続されていないことが前提です。ローカルエリアネットワークに接続されているコンピュータは、基本的にダイアルアップ接続はできません。
注意6:プロバイダーとの接続は、純粋なPPP接続を前提としています。SLIP接続やアクセスポイントに接続するためにスクリプトが必要な場合は設定内容が異なります。
注意7:プロバイダーによって、ここで書かれた接続手順とは異なる手順で設定する必要がある場合があります。詳しくは各プロバイダーにお問い合わせください。
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(あ)導入されているネットワーク機能を確認します。
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1)プロバイダーから、アクセスポイントの電話番号、接続設定に必要なDSN(ネームサーバー)のアドレス、ネットワークプロトコルの設定等の情報を準備してください。
2)コントロールキーを押しながらエスケープキーを押して、スタートメニューを開きます。「スタートメニュー」と読み上げます。
3)上矢印キーを数回押して「設定S右向き三角」と読み上げるところまで移動して、右矢印キーを1回押します。「サブメニューコントロールパネルC」と読み上げられたら、エンターキーを押します。コントロールパネルというウィンドが開きます。
4)通常のウィンドウでは、アイコンメニューが縦に何個、横に何個という感じで、2次元的に並んでいるので、単純なカーソル移動では目的のアイコンメニューにたどり着けない場合があります。そこで画面表示を、1行に1つのアイコンメニューを表示するように変更して、上下カーソルキーで全てに移動できるようにします。
4の1)Altキーを一回押してメニューに移動します。「メニューファイルF」と読み上げます。
4の2)右矢印キーを2回押して「表示V」と読み上げられるところに移動します。
4の3)した矢印キーを6回押して「詳細D」と読み上げられるところに移動して、エンターキーを押します。これで、上下矢印キーですべてのアイコンメニューに移動することができます。
5)コントロールパネルのアイコンメニューから「ネットワーク」 を選択してエンターキーを押します。「ネットワーク」ウィンドウが開きます。
6)導入されているネットワーク機能について確認します。リストボックスになっているので、下矢印キーでひとつずつ、読み上げをおこなって確認してください。リストの中に次の3つの機能があるを確認してください。「マイクロソフトネットワーククライアント」「ダイアルアップアダプタ」「TCP/IP」ただし、「TCP/IP」の場合、複数ある場合があります。その場合は「TCP/IP -> ダイアルアップアダプタ」があることを確認してください。確認が終わったら、エスケープキーを押してください。「コントロールパネル」ウィンドウに戻ります。
注意:上記の機能が導入されていない場合は、インターネット接続の設定ができません。上記機能の導入方法については「(か)インターネットに接続するためのWindows95のセットアップ」を参照してください。
7)コントロールパネルを閉じるためにAltキーを押しながらスペースキーを押します。システムメニューが開き、「元のサイズに戻すR」と読み上げます。場合によっては、続いて「無効 使用不能」と読み上げることがあります。
8)下矢印キーを5回押すと「閉じるC Alt+F4」と読み上げます。 ここで、エンターキーをおします。コントロールパネルが閉じます。
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(い)ダイアルアップネットワーク接続アイコンを作成します。
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1)プロバイダーから、アクセスポイントの電話番号、接続設定に必要なDNS(ドメインネームサーバー)のアドレス、ネットワークプロトコルの設定等の情報を準備してください。
2)コントロールキーを押しながらエスケープキーを押して、スタートメニューを開き、上下矢印キーで「マイコンピュータ」を選択して、エンターキーを押します。「マイコンピュータ」ウィンドウが開きます。
3)アイコンメニューの中から「ダイアルアップネットワーク」を選択してエンターキーを押します。「ダイアルアップネットワーク」ウィンドウが開きます。
4)アイコンメニューの中から「新しい接続」を選択してエンターキーを押します。「新しい接続」ウィンドウが開きます。
5)ここで、タブを押すと、「接続名のエディット」「モデムの選択のコンボボックス」「設定のプッシュボタン」「次へのプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」の順でカーソルが移動します。
6)タブキーを押して「接続名のエディット」に移動して、アイコンメニューに表示する接続の名前を入力します。大抵の場合ここにはすでに「接続」などと、文字が入っています。上下左右矢印キーを押さずに直接文字入力を行うとすでに入っていた文字は削除され、新しい文字列が入力されます。ここで、上下左右矢印キーを押した場合は、右矢印キーを、「行末」と読み上げられるまでおし続けます。次にバックスペースキーを「行頭」と読み上げられるまでおし続けます。これですべての文字列が削除されます。
7)タブキーを押して「モデムの選択のコンボボックス」に移動します。移動すると「モデムの選択のコンボボックス」の後に、現在選択されているモデムの名前が読み上げられます。変更する場合は、上下矢印キーで変更できます。
8)タブキーを押して「次へのプッシュボタン」に移動し、エンターキーを押します。次の設定画面に変わります。
9)ここで、タブを押すと「市外局番のコンボボックス」「電話番号のエディット」「国番号のコンボボックス」「戻るのプッシュボタン」「次へのプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」 の順に移動します。
10)タブキーを押して「市外局番のコンボボックス」に移動して、市外局番を入力します。
11)タブキーを押して「電話番号のエディット」に移動して、市外局番以外の電話番号を入力します。
12)タブキーを押して「国番号のコンボボックス」に移動します。 移動すると「国番号のコンボボックス」の後に現在選択されている国番号を読み上げます。「日本(81)」と読み上げられたら、設定変更は必要ありません。また、日本以外の国番号が読み上げられたら、Altキーを押しながら下矢印キーを1回押てから、上下矢印キーで「日本(81)」と読み上げられる所まで移動して、エンターキーを押します。注意:「日本(81)」は「米国(1)」から上矢印キーを4回押した場所にあります。
13)タブキーを押して「次へのプッシュボタン」に移動して、エンターキーを押します。ダイアルアップネットワーク接続の作成の確認の画面に移動します。
14)コントロールを押しながら、Altキーを押しながら、キーボードのPを押してください。画面に表示されているメッセージを読み上げます。
15)読み上げが終わったらタブキーで「完了のプッシュボタン」 に移動して、エンターキーを押してください。「ダイアルアップネットワーク」ウィンドウに戻ります。
16)「ダイアルアップネットワーク」ウィンドウで、上下矢印キーで、作成されたダイアルアップネットワーク接続のアイコンメニューがあるかどうか確認してください。
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(う)接続に必要なIPアドレス等のプロバイダー固有の設定を行います。
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1)プロバイダーから、アクセスポイントの電話番号、接続設定に必要なDNS(ネームサーバー)のアドレス、ネットワークプロトコルの設定等の情報を準備してください。
2)「マイコンピュータ」の中の「ダイアルアップネットワーク」 の中の(い)で作成したアイコンメニューを選びます。選択するだけで、エンターキーを押さないでください。もし押した場合は、「接続オープン」と読み上げられ、電話をかける画面になります。 接続の設定は完了していないので、キャンセルするために、エスケープキーを1回押してください。「ダイアルアップネットワーク」 ウィンドウに戻ります。
3)Altキーを1回押します。「メニューファイルF」と読み上げられます。
4)下矢印キーを5回押して、「プロパティR」と読み上げる所まで移動して、エンターキーを押します。接続の名前のウィンドウが開きます。続いて、「タブ情報」と読み上げられます。
5)ここで、タブキーを押すと、「情報のタブ」「市外局番のコンボボックス」「電話番号のコンボボックス」「国番号のコンボボックス」「国番号と市外局番を使うのチェックボックス」「接続方法のコンボボックス」「設定のプッシュボタン」「サーバーの種類のプッシュボタン」「OKのプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」の順に移動します。
6)タブキーを押して「市外局番のコンボボックス」と「電話番号のコンボボックス」と「国番号のコンボボックス」に移動して、電話番号と国番号を確認します。
7)タブキーを押して「国番号と市外局番を使うのチェックボックス」に移動します。スペースキーを押すと「チェック」と「チェック無し」に切り替えることが出来るので「チェック」にします。
8)タブキーを押して「接続方法のコンボボックス」に移動して、接続に使うモデムを確認します。
9)タブキーを押して「サーバーの種類のプッシュボタン」に移動してエンターキーを押します。「サーバーの種類」ウィンドウが開きます。
10)ここでタブキーを押すと「サーバーの種類のコンボボックス」「ネットワークへのログオンのチェックボックス」「ソフトウエア圧縮をするのチェックボックス」「暗号化パスワードを使うのチェックボックス」「NetBEUIのチェックボックス」「IPS/SPX互換のチェックボックス」「TCP/IPのチェックボックス」「TCP/IP設定のプッシュボタン」「OKのプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」の順に移動します。
11)タブキーを押して、「サーバーの種類のコンボボックス」に移動します。移動すると現在選択されているサーバーの種類が読み上げられます。通常は「PPP:Windows95, WindowsNT 3.5, インターネット 」に設定されています。もし設定が異なっている場合は、上下矢印キーで設定し直してください。
12)タブキーを押して「ネットワークへのログオンのチェックボックス」に移動します。スペースキーを押して「チェックなし」にします。
13)タブキーを押して「ソフトウエア圧縮をするのチェックボックス」に移動します。スペースキーを押して「チェックなし」にします。
14)タブキーを押して「暗号化パスワードを使うのチェックボックス」に移動します。スペースキーを押して「チェックなし」にします。
15)タブキーを押して「NetBEUIのチェックボックス」に移動します。スペースキーを押して「チェックなし」にします。
16)タブキーを押して「IPS/SPX互換のチェックボックス」に移動します。スペースキーを押して「チェックなし」にします。
17)タブキーを押して「TCP/IPのチェックボックス」に移動します。スペースキーを押して「チェック」にします。
18)タブキーを押して「TCP/IP設定のプッシュボタン」に移動してエンターキーを押します。「TCP/IP設定」ウィンドウが開きます。
19)ここでタブキーを押すと、「サーバーが割り当てたIPアドレス」「サーバーが割り当てたネームサーバー」「IPヘッダー圧縮の使用のチェックボックス」「リモートネットワークでデフォルトのゲートウエイを使用のチェックボックス」「OKのチェックボックス」「キャンセルのチェックボックス」の順に移動します。
20)タブキーをおして、「サーバーが割り当てたネームサーバー」に移動します。
21)下矢印キーを1回押すと「ネームサーバアドレスを指定」と読み上げられ、設定が変更されます。それに伴い、IPアドレスを指定するエディットボックスが現れます。下矢印キーをもう一度押すと「サーバーが割り当てたネームサーバー」と読み上げられ、IPアドレスのエディットボックスは無くなります。もう一度下矢印キーを押して「ネームサーバアドレスを指定」と読み上げられるようにします。
22)ここで、タブキーを押すと、「ネームサーバーアドレスを指定」の下に「のエディット0」「のエディット0」「のエディット0」「のエディット0」の順でカーソルが移動します。ここはエディットボックスのラベル名がついていないので、本当は「なんとか」のエディットと読むはずのところを、「のエディット」と読んでしまっています。次に読む「0」はゼロの値が入っていることを示しています。ここの4つのエディット ボックスは上から「プライマリDNS」「セカンダリDNS」「プライマリWINS」「セカンダリWINS」の順です。ラベル名がついていない代わりに、ショートカットキーを押すことにより、直接それぞれのエディットボックスに移動することが出来るようになっています。ここではこのショートカットキーを利用して、確実にそれぞれのエディットボックスに移動するようにします。ショートカットキーはそれぞれ、「プライマリDNS」はAltキーを押しながらD。「セカンダリDNS」はAltキーを押しながらN。「プライマリWINS」はAltキーを押しながらW。「セカンダリWINS」はAltキーを押しながらI。です。通常のダイアルアップ接続ではWINSの設定は行わないので、ここではDNSの設定手順のみ書きます。
23)プライマリーDNSのIPアドレスを設定するために、Altキーを押しながらDを押します。「のエディット」と読み上げることを確認します。
24)IPアドレスは、「数字ピリオド数字ピリオド数字ピリオド数字」というように、4つの数字と区切りのピリオドで構成されています。例えば実際的には、「202.160.54.34」などとなります。このアドレスを左からピリオドも含めて順番に入力します。
25)明らかな入力ミスがあるとWindowsの警告メッセージウィンドウが開きます。開くとき「ダイアルアップネットワークオープン」と読み上げることがあります。その場合はエンターキーを押してメッセージウィンドウを閉じてください。入力ミスをした場合は、面倒でもIPアドレスを最初から入力し直すほうが安全です。すべてのIPアドレスを削除するために13回以上バックスペースキーを押してください。
26)このIPアドレスは非常に重要で1文字でも間違えると、絶対に接続できません。確認のために、左矢印キーを16回以上押してエディットボックスの先頭に移動します。ここで右矢印キーを押して1文字ずつ確認してください。このとき、ピリオドは発音されません。そのかわり、1つの数値の固まりの始めには「行頭」と読み上げられ、数値の終わりには「行末」と読み上げれます。
27)セカンダリーDNSのIPアドレスを設定するために、Altキーを押しながらNを押します。「のエディット」と読み上げることを確認します。プライマリDNSと同様にIPアドレスを入力します。DNSの設定が1つしか無い場合は、セカンダリーDNSの設定は必要ありません。
28)タブキーを押して「OKのプッシュボタン」に移動して、エンターキーを押します。正しく設定されれば、「サーバーの種類」ウィンドウに戻ります。もし、IPアドレスの設定が正しくないと警告のメッセージウィンドウが開きます。警告ウィンドウが開くとき、「ダイアルアップネットワークオープン」と読み上げることがあります。その場合はエンターキーを押すと「TCP/IP設定」に戻ります。 タブキーでそれぞれの入力ボックスに移動して設定を確認してください。
29)タブキーを押して「OKのプッシュボタン」に移動してエンターキーを押してください。接続名のウィンドウに戻ります。
30)タブキーを押して「OKのプッシュボタン」に移動してエンターキーを押してください。「ダイアルアップネットワーク」に戻ります。
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(え)接続してネットワーク接続の確認をします。
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1)「マイコンピュータ」の中の「ダイアルアップネットワーク」 の中の(い)で作成し、(う)で詳細設定をした、アイコンメニューを選んで、エンターキーを押します。「接続」ウィンドウが開きます。
2)ここでタブキーを押すと「ユーザー名のエディット」「パスワードのエディット」「パスワードの保存のチェックボックス」「電話番号のエディット」「発信元のコンボボックス」「ダイアルのプロパティのプッシュボタン」「接続のプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」の順に移動します。
3)タブキーを押して、ユーザー名のエディットに移動します。大抵の場合ここにはすでに文字が入っています。上下左右矢印キーを押さずに直接文字入力を行うとすでに入っていた文字は削除され、新しい文字列が入力されます。ここで、上下左右矢印キーを押した場合は、右矢印キーを、「行末」と読み上げられるまでおし続けます。次にバックスペースキーを「行頭」と読み上げられるまでおし続けます。これですべての文字列が削除されます。
4)タブキーを押して「パスワードのエディット」に移動し、パスワードを入力します。パスワードは、人に知られないようにするために、アスタリスクが表示されるようになっています。しかし95リーダーはアスタリスクとは読まずに、入力した文字列を読み上げます。
5)タブキーを押して「パスワードの保存のチェックボックス」に移動します。次回の接続時にパスワードを入力することなく接続したい場合には、スペースキーで「チェック」にします。
6)タブキーで「接続のプッシュボタン」に移動して、エンターキーを押します。接続が開始されます。
7)接続には数十秒かかることがあります。現在の状況知りたい場合にはアクティブウィンドウの確認をします。コントロールキーを押しながら、Altキーを押しながら、Aを押します。このとき、「接続名 に接続中」と読み上げられたら接続中です。「ダイアルアップネットワーク(接続名)」と読み上げられたら接続が完了しています。完了した状態で、コントロールキーを押しながらAltキーを押しながら、Pを押すと接続速度、接続時間等を読み上げます。 また、ここでタブキーを押すと「切断のプッシュボタン」「詳細のプッシュボタン」の順に移動します。
8)ここで、インターネット接続を行うソフトウエアを起動します。
8の1)ホームページ・リーダーを起動します。起動後、ホームページリーダーのブックマークを読み上げます。
8の2)モード設定キー(出荷時はテンキーの一番上の列の右から2番目のアスタリスクキー)でモード設定モードにします。「モード設定中です。・・・」と読み上げをはじめます。
8の3)ヒストリーキー(出荷時はテンキー右上のマイナスキー) を押して、「常にネットワークからデータを取得します」と読み上げるようにします。
8の4)モード設定キーで通常モードにします。「通常モードになりました」と読み上げます。
8の5)ホームページリーダーのブックマークから、新聞やテレビなどの常に更新されるようなホームページに移動して、最新の情報が読み上げられることを確認してください。
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(お)切断します。
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1)切断するためには、Altキーを押しながらエスケープキーを押して「ダイアルアップネットワーク(接続名)」のウィンドウをアクティブウィンドウにします。Windowsのバージョンによってはダイアルアップネットワークがアクティブウィンドウにならない場合があります。その場合は、マイコンピュータの中のダイアルアップネットワークの中のいま実行している接続名のアイコンメニューを選択して、エンターキーを押します。すると「ダイアルアップネットワーク(接続名)」がアクティブウィンドウになります。
2)タブキーを押して「切断のプッシュボタン」に移動して、エンターキーを押します。完全に接続が完了するまでに、場合によっては十数秒かかる場合もあります。
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(か)接続がうまく行かない場合
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以下の項目について確認してください。
接続がうまく行かない場合の状況には、大きく分けて3つの状況があります。
A)アクセスポイントに接続できない。
B)電話は接続できるが、パスワードの確認等で切断されてしまう。
C)ネットワークにつながるが、ホームページにアクセスできない。
Aの状況の場合、モデムの設定や、発信元、ダイアルプロパティの設定を確認する必要があります。
Bの状況の場合、ユーザID、パスワード、DNS設定、また、サーバーの種類のところの設定等を確認する必要があります。
Cの状況の場合、DNS設定などの他に、コンピュータが、ローカルエリアネットワークに接続されるように設定されている事が考えられます。また、ホームページ・リーダーを使って確認する場合、ネットスケープのプロキシサーバーなどの設定が間違っていて、アクセスできない場合もあります。併せて確認してください。
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(き)インターネットに接続するためのWindows95のセットアップ
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注意1:手順(あ)で必要な機能が含まれていない場合、次の手順で必要な機能を導入してください。
注意2:通常はコントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」のメニューから導入するとそれほど難しくなく、導入できますが、95リーダーを使って操作ができない部分がありますので、若干複雑な方法ですが、手作業でドライバを導入する方法をとります。ご了承ください。
注意3:Windows95のマイナーバージョンアップ版であるOSR2では、若干画面構成が異なる場合があります。
1)コントロールキーを押しながらエスケープキーを押して、スタートメニューを開きます。「スタートメニュー」と読み上げます。
2)上矢印キーを数回押して「設定S右向き三角」と読み上げるところまで移動して、右矢印キーを1回押します。「サブメニューコントロールパネルC」と読み上げられたら、エンターキーを押します。コントロールパネルというウィンドが開きます。
3)通常のウィンドウでは、アイコンメニューが縦に何個、横に何個という感じで、2次元的に並んでいるので、単純なカーソル移動では目的のアイコンメニューにたどり着けない場合があります。そこで画面表示を、1行に1つのアイコンメニューを表示するように変更して、上下カーソルキーで全てに移動できるようにします。
3の1)Altキーを一回押してメニューに移動します。「メニューファイルF」と読み上げます。
3の2)右矢印キーを2回押して「表示V」と読み上げられるところに移動します。
3の3)した矢印キーを6回押して「詳細D」と読み上げられるところに移動して、エンターキーを押します。これで、上下矢印キーですべてのアイコンメニューに移動することができます。
4)コントロールパネルのアイコンメニューから「ネットワーク」 を選択してエンターキーを押します。「ネットワーク」ウィンドウが開きます。
5)「マイクロソフトネットワーククライアント」が導入されていない場合は次の手順で導入します。すでに導入されている場合は、手順16番のダイアルアップアダプタの導入に進んでください。
6)導入されている他のネットワークドライバによって異なりますが、ここで、タブキーを押すと「現在のネットワーク構成のリストボックス」「追加のプッシュボタン」「削除のプッシュボタン」 「プロパティのプッシュボタン」「優先的にログオンするのコンボボックス」「OKのプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」の順で移動します。
7)タブキーを押して、「追加のプッシュボタン」に移動してエンターキーを押します。「ネットワーク構成ファイルの追加」ウィンドウが開きます。
8)ここで、タブキーを押すと「製造元のリストボックス」「ネットワーククライアントのリストボックス」「ディスク使用のプッシュボタン」「OKのプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」の順で移動します。
9)タブキーを押して、「製造元のリストボックス」に移動します。
10)上下矢印キーで「マイクロソフト」を選択します。このときエンターキーは押さないでください。
11)タブキーを押して「ネットワーククライアントのリストボックス」に移動します。
12)上下矢印キーで「マイクロソフトネットワーククライアント」を選択します。エンターキーは押さないでください。
13)タブキーを押して「OKのプッシュボタン」に移動してエンターキーを押します。数秒まつと「ネットワーク」ウィンドウに戻ります。
14)タブキーで「現在のネットワーク構成のリストボックス」に移動します。
15)上下矢印キーで、リストの中に「マイクロソフトネットワーククライアント」がある事を確認してください。大抵の場合、このとき「ダイアルアップアダプタ」も同時にリストに現れます。その場合は、次のダイアルアップアダプタの導入は必要ありません。手順28番のTCP/IPの導入に進んでください。
16)ダイアルアップアダプタの導入を行います。タブキーを押して「追加のプッシュボタン」に移動して、エンターキーを押します。 「ネットワーク構成ファイルの追加」ウィンドウが開きます。
17)ここでタブキーを押すと、「インストールするネットワーク構成ファイルのリストボックス」「追加のプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」の順に移動します。ただしネットワーク構成ファイルのリストボックスで選択されたものが無い場合、「追加のプッシュボタン」には移動しません。
18)タブキーを押して、「インストールするネットワーク構成ファイルのリストボックス」に移動します。
19)上下矢印キーで「アダプタ」を選択して、エンターキーを押します。「ネットワークアダプタの選択」ウィンドウが開きます。
20)ここで、タブキーを押すと「製造元のリストボックス」「ネットワークアダプタのリストボックス」「ディスク使用のプッシュボタン」「OKのプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」 の順で移動します。
21)タブキーを押して、「製造元のリストボックス」に移動します。
22)上下矢印キーで「マイクロソフト」を選択します。このときエンターキーは押さないでください。
23)タブキーを押して「ネットワークアダプタのリストボックス」に移動します。
24)上下矢印キーで「ダイアルアップアダプタ」を選択します。 エンターキーは押さないでください。
25)タブキーを押して「OKのプッシュボタン」に移動してエンターキーを押します。数秒待つと「ネットワーク」ウィンドウに戻ります。
26)タブキーで「現在のネットワークの構成のリストボックス」 に移動します。
27)上下矢印キーで「ダイアルアップアダプタ」が追加されていることを確認します。
28)TCP/IPの導入を行います。タブキーで「追加のプッシュボタン」に移動して、エンターキーを押します。
29)ここでタブキーを押すと、「インストールするネットワーク構成ファイルのリストボックス」「追加のプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」の順に移動します。ただしネットワーク構成ファイルのリストボックスで選択されたものが無い場合、「追加のプッシュボタン」には移動しません。
30)タブキーを押して、「インストールするネットワーク構成ファイルのリストボックス」に移動します。
31)上下矢印キーで「プロトコル」を選択して、エンターキーを押します。「ネットワークプロトコルの選択」ウィンドウが開きます。
32)ここで、タブキーを押すと「製造元のリストボックス」「ネットワークプロトコルのリストボックス」「ディスク使用のプッシュボタン」「OKのプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」の順で移動します。
33)タブキーを押して、「製造元のリストボックス」に移動します。
34)上下矢印キーで「マイクロソフト」を選択します。このときエンターキーは押さないでください。
35)タブキーを押して「ネットワークプロトコルのリストボックス」に移動します。
36)上下矢印キーで「TCP/IP」を選択します。エンターキーは押さないでください。
37)タブキーを押して「OKのプッシュボタン」に移動してエンターキーを押します。数秒待つと「ネットワーク」ウィンドウに戻ります。
38)タブキーで「現在のネットワークの構成のリストボックス」 に移動します。
39)上下矢印キーで「TCP/IP」場合によっては、「TCP/IP -> ダイアルアップアダプタ」が追加されていることを確認します。
40)タブキーを押して、「優先的にログインするのコンボボックス」に移動します。
41)上下矢印キーで「マイクロソフトネットワーククライアント」を選択します。
42)タブキーを押して、「現在のネットワークの構成のリストボックス」に移動します。
43)コントロールを押しながらタブキーを1回押します。「コンピュータ名のエディット」と読み上げられます。
44)ここで、タブキーを押すと、「コンピュータ名のエディット」「ワークグループのエディット」「コンピュータの説明のエディット」「OKのプッシュボタン」「キャンセルのプッシュボタン」 の順に移動します。
45)タブキーを押して、「コンピュータ名のエディット」に移動して、何かコンピュータの名前を入れます。自分の名前などを、半角アルファベットで入力するのがよいでしょう。入力するとき上下左右矢印キーを押さずに入力すると前に入力されている文字は全て削除され、新しい文字が入力されます。上下左右矢印キーを押した場合は、すべての文字を削除ために、右矢印キーを「行末」と読み上げるまで押し続け、つぎに、バックスペースキーを「行頭」と読み上げるまでおし続けます。
46)タブキーを押して、「ワークグループのエディット」に移動して、何かワープグループの名前をつけます。コンピュータ名で使った文字列以外ならなんでもよいので、適当にアルファベットを入力してください。
47)タブキーを押して「OKのプッシュボタン」に移動して、エンターキーを押してください。
48)ここで、Windows95の導入時に使った、CD-ROMやディスケットをドライブに入れること要求されることがあります。その場合は、そのメッセージに下がってください。CD-ROMやディスケットを入れて、エンターキーを押せば導入が再開されます。
49)導入が終わると、「システム設定の変更」というメッセージウィンドウが開きます。システム設定を変更するために再起動しますか?と聞いているので、再起動するためにエンターキーを押してください。このときエンターを押すと、開いているウィンドウは、再起動時に、全て自動的に開いてしまうので、再起動後、ウィンドウを閉じる必要があります(コントロールパネルなど)。
50)再起動後、スタートメニューの中の設定の中のコントロールパネルを開きます。前述のようにすでにウィンドウが開いているのでAltを押しながらエスケープキーを押してウィンドウを切り替えても良いです。
51)上下矢印キーで「ネットワーク」のアイコンメニューを選択して、エンターキーを押します。「ネットワーク」ウィンドウが開きます。
52)下矢印キーを押して「マイクロソフトネットワーククライアント」「ダイアルアップアダプタ」「TCP/IP」がリストに含まれていることを確認してください。
以上
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