話題あれこれ 〜タートルMLなどから..

ページ更新日: 1999.09.12   

このコーナーでは、タートルMLなどで話題に出たことを載せていきます。

 このページの過去の分をご覧になりたい場合は、
 おしゃべりサロン/タートルMLなどからの話題 一覧 をご参照ください。


目 次


東京都がNPO法人手引書の音読テープを作成

》Subject: [turtle:2422] NPO 関連
》Date: Tue, 20 Apr 1999 07:21:47 +0900

東京都がNPO法人手引書の音読テープを作成

東京都は、「特定非営利活動法人ガイドブック」のテープ版を作成した。特定非営利活動法人になる意思のある団体や、特定非営利活動法人の構成メンバーに、目の不自由な人もいることから、これらの人々にもこの法人制度について理解してもらうべく作成したもの。東京都が昨年10月に発行した「特定非営利活動法人ガイドブック」のテープ版。

90分カセットテープ4巻からなり、内容は、1巻(1)特定非営利活動法人の要件(2)法人設立のメリット及び義務
2巻(3)法人設立、管理運営、解散合併、情報公開など法令で定められた制度(4)定款例(5)税制、税制上及び雇用主として必要な手続
3巻(付録1)特定非営利活動促進法及びそれに係る都の条例、規則
4巻(付録2)民法、組合等登記令、商業登記法の関係条文

希望者には、東京都のNPO担当窓口(新宿駅 都庁第一本庁舎24階 / 電話  03-5388-3095)及び東京ボランティア・市民活動センター(飯田橋駅 セントラルプラザ10階 / 電話 03-3235-1171)にて、無料で貸し出される。


「ラビット」という会社

》Subject: [turtle:2400] 「ラビット」という会社
》Date: Mon, 12 Apr 1999 03:24:58 +0900

 先日の幹事会でも話題に出ていましたが、ラビットという会社が新たに設立されました。ここは、視覚障害者のパソコン関係のサポートを行うことを主な業務とする会社です。連絡先は下のとおり。

〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1−18−26 ロイヤルハイネス301
電 話 03−5292−5644
FAX 03−5292−5645

 日本点字図書館のすぐそばのようです。予め連絡すれば、高田馬場駅、または日本点字図書館まで迎えにきてくれるとのことです。


「盲導犬情報」のバックナンバーがホームページに掲載

》Subject: [turtle:2398] 「盲導犬情報」のバックナンバーがHPに
》Date: Sun, 11 Apr 1999 17:18:15 +0900

 ところで、関西盲導犬協会内の盲導犬情報室が編集している「盲導犬情報」が、創刊号(1994.4)から 最新号の第20号(1999.1)まで、総てがホームページで公開されています。全号を一つの lzh 圧縮ファイルにしたものもありますので、全号入手も比較的しやすいかと思います。盲導犬に興味をお持ちの方には、なかなか貴重な情報になると思います。
 URL: http://www2u.biglobe.ne.jp/~shudo/guidedog/m-j.html

 上のページにアクセスすると、全号圧縮ファイル m-j020.lzh(240874 bytes)があります。もちろん、圧縮ファイルでない各号ごとのものも登録されています。
 なお、上記 URL のトップページは、全日本盲導犬使用者の会のホームページで
  http://www2u.biglobe.ne.jp/~shudo/guidedog/index.html
です。
 ちなみに、「盲導犬情報」第20号の奥付は下のとおり。

------------------------------- 引用開始 -------------------------------
盲導犬情報 第20号(1999年1月)
  編集 盲導犬情報室
     〒616-8226 京都市右京区常盤段ノ上町2 (財)関西盲導犬協会内
     電話:075(881)4618 FAX:075(881)1224
  発行 全国盲導犬施設連合会
     〒151-0071 東京都渋谷区本町1-21-1 SH小林ヒ゛ル8F (財)日本盲導犬協会内
     電話:03(3375)6285 FAX:03(3375)6390
  1999年 1月31日 発行
------------------------------- 引用終了 -------------------------------


退職金算定について

》Subject: [turtle:2396] 退職所得控除
》Date: Sun, 11 Apr 1999 08:30:16 +0900

退職金にかかる所得税はどのような計算によるのか関心を持ち、インターネットで調べてみました。
おおざっぱにいうと、退職金から退職所得控除額を差し引き、その2分の1の額に決められた所得税の税率(年末調整に使うものと同じ表)をかけて計算されます。
そのうち、退職所得控除額の計算は次ぎのようになっています。

勤続年数が20年以下の場合 勤続年数に40万円をかけた額
(80万円以下の場合には80万円)
勤続年数が20年を超える場合 勤続年数から20年を引いた年数に70万円をかけた額に、さらに800万円を加えた額
(アスタリスク*をかける記号として使うと次ぎの計算式になります。)
勤続年数が20年以下の場合 勤続年数*40万円(80万円以下の場合は80万円)
勤続年数が20年を超える場合 (勤続年数ー20年)*70万円+800万円

ここで障害者の特例があることを知りました。書かれている文章は次ぎのようになっています。
「障害になったことが直接の原因で退職した場合の退職所得控除額は、上記の方法により計算した額に100万円を加えた金額」
つまり100万円上乗せされるということです。
もちろん、障害になったことにより退職することをなくし雇用継続を図っていくことが、タートルの会の趣旨であるわけですが、不幸にして退職を余儀なくされた場合には、このような制度があることを知っておくことも意味があることではないかと思い書いてみました。

なお、インターネットでは次ぎのURLでこの情報が得られます。
 http://www.netspace.or.jp/~taxanser/2732.HTM


難病患者福祉手当について

》Date: Fri, 09 Apr 1999 23:14:25 +0900

広報かつしか 平成11年4月5日号より、抜粋。
「難病患者福祉手当を支給します。」
対象者は、葛飾区内に在住で、難病福祉手当が支給される病名の表に該当される方。(表には、ベーチェット病、網膜色素変性症も含まれていました。)ただし、次の方は対象になりません。心身障害者福祉手当・老人福祉手当・児童
育成手当条例に基づく障害手当を受けている方。
支給額は、月額15500円。
申請に必要な物は、(1)マル東医療券の写しか東京都医療費助成申請用診断書の写し。受給証マル特の方はお問い合わせください。(2)本人名義の預金通帳(郵便局は除く)。(3)印鑑。

申込先は、葛飾区東福祉推進課障害事業係 電話3607−2100と、西福祉推進課障害事業係 電話3695−1111.

福祉事務所に尋ねたところ、対象となる病名や支給月額の違いは多少あるかもしれないが、東京23区内では、難病福祉手当が支給されるそうです。お近くの福祉事務所に、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。


BaseBandというメールマガジン

》Subject: [turtle:2373] RES&メルマガ紹介
》Date: Tue, 6 Apr 1999 07:25:09 +0900

 ところで、表題にも書きましたがメルマガを一つ紹介させていただきます。
 すでにすでにご存じの方もおられると思いますが、今後増えてくるであろう WINDOWS上での作業に何らかの参考になれば幸いです。
 紹介するメルマガは、「BASEBAND」というマガジンです。
 これは、3月まで、週刊でWINDOWS/INTERNET/種々のハードウェアに関する情報を掲載していましたが、4月から火曜日・木曜日・土曜日の週3回の発刊になりました。
 そして、土曜日はWINDOWsに仕事をさせる」という連載でWIN上のバッチ処理などの自動処理について連載するそうです。
 そのテーマに沿って最初は「テキストデータの加工厨房」ということで、実戦力として期待できそうな感じがします。
 (中略)
URLは、
[BaseBand] Website URL http://victor-e.com/baseband/
 です。


社会福祉研究第74号から

》Subject: [turtle:2363] 社会福祉研究第74号から
》Date: Mon, 5 Apr 1999 16:11:01 +0900

 「社会福祉研究74号」にスウェーデンのニーリエという方の『障害者福祉を支える理念』、サブタイトルとして「社会変革としてのノーマライゼーション」という訳文が掲載されていました。
 日本の障害児・者施設のあり方批判やノーマライゼイションの原理の生まれた由来が示されています。
 ノーマライゼイションは8つの原理から成り立っている、と述べています。
 元々、知的障害児の施設収容や成人後の処遇その他ケアにまつわる問題を解決する課題に取り組んだ結果で到達した原理だということです。
 デンマークのバンク-ミケルセンとの出会いから、「ノーマルな生活」を求めて得た結論だというのです。

 訳文を引用すると(8つの原理、引用開始)
1.知的障害のみならず、あらゆる障害のある人々は、ノーマルな1日を体験する権利があり、
2.ノーマルな1週間のリズムを体験する権利があり、
3.1年間のリズムを体験する権利がある。
4.(子どもから大人になっていくという)ノーマルなライフサイクルを体験する権利があり、
5.自已決定権と個人としてノーマルに尊厳を受ける権利があり、
6.その人の住む社会の文化習慣に則ってノーマルな性的生活をする権利があり、
7.その国におけるノーマルな経済的生活水準を得る権利があり、
8.その人の住む社会におけるノーマルな住居・環境水準を得る権利がある。

 「この8つの原理に基づいて行動をすれば、正しく導かれるということがわかってきたのである」
(引用終了)と言っている。

 すべてを紹介してしまうのはいかがなものかと思われますので、録音等で確認してみてください。
 最後のほうには、「市民運動と当事者の声」と題し、サブテーマ「社会変革としてのノーマライゼイション」について訴えている。
 機会があれば読んでみてください。文章自体は短かいものです。
 多様性を認め合う関係性とも近似的な内容を見出せるかも知れません。


無料メールアカウント

》Subject: [turtle:2347] 無料メールアカウント
》Date: Fri, 2 Apr 1999 11:25:51 +0900

さて今回は無料で持てるメールアドレスの紹介です。私もだいぶ前から使ってますが、たぶんごぞんじのかたもいると思いますけど

トライネット
http://www.freemail.ne.jp/

以前はどこかのプロバイダに加入していないと使えなかったのですが、今はダイヤルアップとメールアカウントのサービスの提供でプロバイダに加入していなくても電子メールが使えるようになります。でもメールソフトは自分で用意しなくてはいけないですけど、


linuxの話、及び点訳データを読む話

》Subject: [turtle:2319] linux及び点訳データを読む話
》Date: Sun, 28 Mar 1999 19:48:00 +0900

(1) linux install package: MLD III〜
 メディアラボ株式会社
 住所  〒101 東京都千代田区外神田 3-6-7 大西ビル2F
 TEL 03−5294−7255
 FAX 03−5294−7256

 上の会社が Linux MLD III という linux のインストールパッケージ(CD-ROM)を出しているようです。価格は 7800円。昨年12月に出したもののようですから、既にご存じの方も少なくないかもしれませんね。
 このパッケージに関する解説は、http://www.MLb.co.jp/linux/ にあります。これ、動作環境は AT互換機(Windows95/98搭載機)で、インストールが面倒な linux を簡単にインストールしてくれるパッケージのようです。ほとんど Windows のアプリケーション感覚でインストールできるみたいです。
 パソコンに接続されている周辺装置の認識というのが、これはこれで linux上でやろうとするとなかなか大変なんですが、MLD III を用いると Windows のプラグ&プレイの情報を利用して自動的に行ってくれるようです。もちろん接続されている周辺装置が linux で利用可能なものでなければならないという前提ではありますが。でも、最近ではかなり多種のものが使えるようです。

(中略)

(2) btok.exeという点訳データ処理ソフト〜
 ところで、linux をインストールできたとしても、それを使えるようになるためにはそれなりに解説書を読む必要があります。私の場合、「linux入門」という図書を参考にしました。この図書は、日本点字図書館の希望点訳で点訳されています。そこにお願いすれば、原本価格程度の費用はかかりますが、点訳データを入手することができます。
 点字の形で解説を読みながら、実際にパソコンで操作を試してみる… 私の場合、それが一番効率的な勉強方法になると思ってます。例えば、ホームページリーダーを使い始めたころにしても、わざわざヘルプを確認するよりは、よく用いることになりそうなキー操作を点字でメモしておいて、それを確認しながら実際のパソコン操作を試す… そんなふうにしました。
 とは言っても点字を読むのが苦手という方には、同じような方法を勧めることはできないだろうと思います。というか、それよりも前に、点訳データが手元にあったとしても、それをどんなふうにして読んだらいいかというのが一つの問題になるでしょう。このことは、点字が得意な人であっても、点字ディスプレイや点字プリンタを容易に利用できる環境にない人にとって同じ問題になります。

 それなら、とりあえずの対応策として点訳データを墨字の英数カナに変換してしまおうということが考えられるわけですが、それを行うのが btok.exe というコマンドです。これは、MS-DOS 上で動作します。同じような機能のソフトは他にもいくつかありますが、btok は、コンピュータ関係の解説書も比較的きちんと変換してくれるという点で優れていると思います(変換が完全ということではありませんが)。
 ナイーブネット(てんやく広場)には多くの点訳データが登録されていることでもありますし、それらをとりあえず音声出力で確認できるようになるというのは、情報源の範囲をいくらかでも拡げることにつながると思います。

 btok の所在は、PC-VAN / J HANDI / 7. OSL / 1. OSL になります。
 補足ですが、btokは、BASEという点訳データを英数カナに変換するものです。ですから、BASE以外の点訳データを変換したい時は、それを前もって BASE 形式に変換した上で btok にかける必要があります。そうした変換を行うソフトには HLB.COM というのがあります。HLBの所在は次のとおり。
 PC-VAN / J HANDI / 7. OSL / 1. OSL / #294 HLB200.LZH
 NIFTY / FEYETOOL / LIB 05 / #208 HLB200.LZH


NPO関連: WeCAN!

》Subject: [turtle:2292] NPO関連: WeCAN!
》Date: Tue, 23 Mar 1999 23:07:39 +0900

WeCAN!(ウィーキャン)という、障害者の在宅就労を主に取り上げている会があります。月刊アスキーの2月号を聴いていたら、「ワンステップ通信」という記事でその WeCAN! のことが取り上げられていました。ホームページもあり、URL は次のとおりです。
  http://www.wecan.gol.com/

 なんで今更ここに WeCAN! のことを書いたかというと、以前、AさんよりNPOの関連で書き込みがありましたけど、WeCAN! もNPO法人格を取得した(あるいは取得をめざしている)といったことがアスキーに書かれていたからです。ホームページのほうをざっと眺めてみましたが、NPO法人格を既に取得したのかどうか、その辺の確かな事実関係は、私にはちょっと分かりませんでした。もっとちゃんと時間をかけて読めば分かるかも。
 でも、いずれにしてもNPO法人格取得に当たって、それなりに参考になる面はあるのではないかと思います。WeCAN! は、企業から仕事を請け負って障害者の人達の就労機会を増やしていくといったことを考えているようです。既存のいくつかの会が集まって、全国組織としての WeCAN! を形成する… そんなふうな経緯があるみたいです。


PCMAGAZINE/USAの記事(日本語)

》Subject: [turtle:2268] PCMAGAZINE/USAの記事(日本語)
》Date: Wed, 17 Mar 1999 10:30:03 +0900

インターネットサーフィンをしていたら、アメリカのPC MAGAZINEの「ハンディを持った人のためにコンピューターができること(やっと増えてきた視覚障害を持った人々のための新たな入力デバイス、フラウザ、ソフトウエア開発ツール)」と題する記事を見つけました。最近の状況が書いてあります。
(中略)
次のURLにあります。
  http://www.zdnet.co.jp/magazine/pcmag/9903/t990310a.html


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