私は、幹事一年生の植村滋樹と申します。疾患は、原因不明のブドウ膜炎で、障害手帳は4級です。中心暗点がありますが、視力は0.1強ありますので、普段は、白杖もついていません。
お酒と漫画が大好きな中年です。漫画は、月曜日のスピリッツに始まり、金曜日の漫画ゴラクまで、週に7から8冊は購入しています。電車の中、ルーペを使いながら読んでます。家内には、そこまでして読まなくても、他の事に小遣い使ったらと笑われます。お酒もこよなく好きで、お酒の入る胃袋には穴があいているのかいくらでも入ってくれます。
そんなごく平凡な私の目は、昭和の年号が平成に変わる頃から徐々に見えにくくなり、平成が2桁になると、経理の仕事をしていて、数字の桁を誤ることがしばしばあるようになりました。1980が190とか、見ようとするとますます見えない状態になり、この先どうしたものかと、ハローワークの障害者相談コーナーを訪ねたんです。
そこで個人的に「タートルの会」を紹介され、さまざまな方達と知り合う機会を得、拡大読書器があることや音声ソフトでパソコンが使えることを知り、まだまだ「出来る事」がたくさんあることを知りました。出来なくなってしまったことも沢山ありますが、工夫をすれば出来ることを知りました。
そんなおり、母校の短期大学が4年制大学となることを、校友会の紹介で知りました。1年間自分に出来るか出来ないか悩んだ末、平成15年の春、3年生に編入しました。仕事が終わると、お酒の好きな私は、酒屋にも目もくれず、毎日学校へ通いました。一番前の席で、単眼鏡とルーペを駆使して黒板の文字をノートに写し、家へ帰ると、家内の協力のもと、パソコンを使って復習をしました。音声でパソコンが使えることを知らなかったら、とても対応できなかったと思います。
四半世紀前の見えていた頃より、真面目にノートの整理をしたような気もしています。若い学友からは、老眼辛そうねと助けられ、教師や事務職員の支援により、当初目標としていた単位も取得でき、今春経営学士の学位を取得することができました。
あの時「タートルの会」の存在を教わらなかったら、今ごろ仕事も辞め、どこかの公園で朝から一升びんを抱え、世間が悪いとか言って凍死していたかもしれません。「タートルの会」で皆様に知り合え、そして出来ないことを数えるのではなく、出来ることを数えることの大切さを実感できました。
あきらめなければ、可能性は大です。It is never too late to mend.(改めるに決して遅すぎることはない。)高校のとき、悪さをして、英語の先生から「訳してみろ」と言われ、訳せたら、「これから頑張れよ」と一言、これが頭の中をよぎりました。できないことを、できないと悔やむより、あきらめなければ、「出来る事」はまだまだ無限大です。
皆様、これからも共に頑張りましょう。
1 はじめに
私は1958年川崎生まれ46歳です。81年23歳の時、日本ライトハウスの歩行指導員養成課程を4ヶ月受けそれ以来、歩行訓練の仕事をしています。
2 5〜6人の語録
(1)発想の転換
1つ目に「私達が信号を無視しているのではなく、私たちが信号から無視されている。」という言葉があります。「東京視覚障害者の生活と権利を守る会」の山城完治が言いました。山城さんはプラットホームからの転落事故を調査して、その解決の為に情熱的に活動しています。
2つ目は、埼玉大学名誉教授の清水寛さんの言葉。車中心社会の標語で「飛び出すな、車は急に止まれない」ではなくて人間優先、子ども中心に考えれば「飛び出すぞ、子どもは急に止まらない」だと。実際は親が子どもに注意しますが、本来は、子どもが安心して道路を歩けるようにしていく必要があります。
3つ目は、「一人歩きはなぜ必要か」に「夫婦喧嘩ができるから」という言葉です。『福祉のまちづくり』という本、大学教授日比野正己著、1978年発行です。その中で盲人の歩く自由について座談会を5,6人でやりました。日比野正己は晴眼者ですから、率直な質問をはじめの座談会の時にしたそうです。「盲人にとって一人歩きはなぜ必要ですか?」と質問した時に、ある視覚障害者が答えました。「それは夫婦喧嘩ができるからです」と。日比野さんは、「この短い表現の中に盲人の一人歩きの重要性が語られています。つまり最も人間的な信頼の絆で結ばれ、何事も言える人間関係であるべき夫婦、その夫婦にあってすら、ついつい相手に遠慮がちになる、喧嘩をすれば相手の協力を得にくくなってしまう。だから一人歩きできるという事は、それぞれの人格を認め合った深い人間関係、ひいてはそういう社会につながるという事です。」と書いています。
(2)さだまさしと宮崎康平
さだの父親と宮崎康平が知人なので、さだは小さい頃から宮崎康平の家に遊びに行ったそうです。宮崎は昭和25年頃に「島原地方の子守唄」という歌を作りました。「はよ寝ろ、泣かんで、おろろんばい」というのがその一部です。 宮崎康平の述懐では「私が完全に失明した時出奔した妻、妻に見捨てられた2人の幼いわが子を抱いて、じっと失明の苦悩に耐えながら夜通し子どもをあやしていた。その際、島原地方の『おろろん、おろろん』の言葉を入れて何となくできたのがこの歌です」という事です。
失明した時宮崎康平がさだに言ったそうです。「見えなくなるということは、何も見えなくなることではない、いやむしろ目明きが見えないものが見えることもある。まさし、俺が見えなくて困るのは1つだけ、歯磨き粉が歯ブラシにのらないのだ」さだは「先生それでどうしました」と聞き、宮崎が「うん、たいしたことはなかった。口の中へ先に歯磨き粉をいれればいいんだ」と答えたそうです。
3 歩行・交通権・憲法、財源は税金の集め方・使い方を変える
(1)安全な移動のために必要な3つのこと
4 信号
今までお話してきた事、政治のあり方が基本問題だと思っています。信号の設備を増設させる為には財源が必要です。なかなか進んでいないのは財源を使っていないからです。
(1)現状
5 プラットホーム
(1)欄干のない橋
誰にとっても危険なプラットホームになぜ安全対策が不十分なのかという事です。2001年1月26日新大久保で3人亡くなった事件がありました。例えば同年同日の3時頃、川崎の南武線平間駅で55歳の女性が貧血で線路に転落し、居合わせた客が救助しました。また同年1月31日22時40分京王線つつじヶ丘駅で妊娠中の女性がめまいで転落し、客3人で救助しました。このように、誰にとっても物理的にプラットホームは転落する可能性があります。よく視覚障害者が「欄干のない橋」に例えています。怖いですね、橋に欄干がないと。大阪の道頓堀では欄干があっても乗り越えて飛び降りる人がいますが。先の2件とも客が救助していて、新大久保も駅員は確かいなかったようです。安全にお客を移送しなければならないわけですけど、それよりも効率・人員を減らす事等が優先されています。実は駅員はいます。どこにと思ったら改札の外で「スイカやオレンジカード」を売っている、JRは八百屋さんになったのかなと。
大阪大学の久保・吉野・橋本らの論文で「JR経営の現状と課題」というのがあります。国鉄が分割民営化されてから2000年までの従業員数の変化がJR東日本・JR東海・JR西日本、私鉄の東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・相鉄・名鉄・近鉄・南海・京阪・阪急まで全て数値が載っています。例えばJR東日本ですと8万人の従業員が6万人位に2万人も減らされていますし、JR西日本でも5万人から4万人に対して、各私鉄はほぼ横ばいです。
新大久保の事件が起きた後の国労の声明では「最大の原因は運転間隔の短縮や速度アップ。運転本数が増えているのに関わらず効率性優先で、ホームの安全を管理する駅員をダイヤ改正の度に廃止し、ラッシュ時間帯を除いて全廃に近いところまで要員を削減したところにある。」と言っています。JRは列車非常停止ボタンや転落検知マット等を増やしています。これは必要では有りますが、落ちない安全対策や人員配置が大前提だと思います。
(2)一定の改善と課題
テーマが大きくてまとまりにくかったですが、これからも皆さんとご一緒に、様々な課題に一歩ずつ取り組んでいきたいと思います。どうも有り難うございました。
1 私とタートルの会との関わり
会の発足以前から吉泉さん、滝口さん、工藤さん他の皆さんから助言を頂いて今の私があります。本当に感謝しております。
2 中途視覚障害者の辿る道を私は次のように思うのです。
1st. 否認:自分が失明するなんて信じたくない。
2nd. 怒り:どうして自分だけが?
3rd. 苦悩:これからの生活の不安など。
4th. 模索:病院を転々としたり、情報を探したり。
5th. 抑鬱:回復しないとわかったときから悩みは深刻に。
6th. 努力:社会復帰へ向けて。
7th. 葛藤:仕事継続上での悩み。
8th. 受容:障害を受け入れる。
3 私の仕事
最近「青色ダイオード裁判」などで「職務発明」が新聞などのマスメディアで取り上げられるようになりました。
私は某食品会社で、研究開発、開発企画を経て知的財産室で22年間働いていますが、1997年夏を過ぎて視覚障害手帳を受けました。
私の場合、視力5級から始まり今は1級の光覚弁です。歩行は不安なのでタクシーで通勤しています。
私の仕事は国内外の特許の出願から登録まで、競合他社の特許化阻止、係争、契約、なんでもやります。
わが社の場合、自ら明細書を書きますし、海外の代理人とも直でやりとりすることもあります。
幸い特許庁へはhtml文書をオンラインで送ればいいし、国際特許事務局にも日本語でオンライン送信することができます。
専門知識はあるのですから、英語、日本語さえ出来れば、国内外の弁理士事務所とのやりとりもメールで出来ますし、業務上の支障は極めて少ないといえます。
私は生活訓練を受けたわけでも、パソコンを習ったわけでもないのですが、スムーズに業務を継続しています。
それは、私が情報を得て業務継続のシナリオを書き納得してもらったことと、私がパソコンにかなり精通していたのも幸いしたと思います。
4 人間関係
見えなくても補助具を利用するなど工夫次第で仕事は出来ますし、工夫して出来た悦びもあります。
しかし、見える見えないに関わらず人間関係は重要な課題だと思いますので、若干書いてみます。
私達団塊の世代は競争社会のなかで育ちましたし、私も生来反骨精神と闘争心は人一倍強いほうです。
企業において、競争優位の環境では人は権力を得て優位に立つと、相手に対し経済制裁だけに留まらず精神までも破壊しようとするものでしょうか?
「嫉妬」、「怒り」、「確執」などのマイナスの感情は相手を地の底に引きずり落としてしまうまで満たされないのでしょう。
私が、心理学の勉強などを始め、弁理士に挑戦し、カウンセラーを目指したのも、これがきっかけです。
私は誰にでも好かれる性格ですし、社内に多くの親しい人たちがいますし、職場の皆が以前にも増して私を援助するようになり、益益職場の居心地は快適になってきました。
みなさんには人間関係を円滑にし、豊かにすることをお勧めします。
なにより人間関係が業務をこなし仕事を続けていくうえで最も重要なポイントだと思うからです。
敵を作らないことです。どうしても嫌な人には近寄らないで出来るだけ避けることです。
5 「受容」への道
もう、もがくのは止めようとふっと力を抜いてみました。すると、新たな道が見えてきたのです。
「諦め」とは「明らかにすること」となにかの本で読みましたが、受容の一つの形ではないかと思うのです。
「自分に自信の無い人間は、他者に謙虚になることはできない。」
この言葉は自戒も込めて私を救ってくれました。
「神はあなたが超えることができるからその試練を与えているのです。」
「もしみなさんがいま逆境にあるなら、その環境を喜ばなければいけないのです。何故なら、その苦境から脱したときに、みなさんの人生はストーリーになるからです。」
6 視覚障害を楽しむ
それは、「one sport, one taste, one learning, one lifework」を持つことではないかと思うのです。
スポーツはだんだん変ってきて、今は「山行」、「水泳」などを楽しんでいます。
http://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/shogaifukushi/news/sport03.htm
趣味は結構多く、今は「読書」、「川柳」などを楽しんでいますが、退職後の趣味も優先順位をつけなければならないほどやりたいことが一杯あります。
http://ch.kitaguni.tv/u/4119/
http://intfusha.exblog.jp/
学習は、いわゆる生涯教育を続けて自己研鑽を絶やしてはいけないと思うものですから、「放送大学」、「ラジオ中国語講座」などを続けています。
ライフワークとしては、秘密ですが定年退職後の目標を持っています。
常に社会とのつながりをもって社会に貢献出来れば、人生は満ち足りて幸せなものになると思うからです。
今はその夢に向かってマイペースで歩いています。
きっと私の人生は豊かで幸せに満ちたものになることでしょう。
徳島県在住の藤川聖視です。年齢は40歳で、身障2級、病名は網膜色素変性症です。19歳の時にこの病気のことがわかりました。夜、車を運転していて、大きな石にぶつかったのです。同乗していた母が、あれが見えないのはおかしいと病院に行き、治療法のない、進行性の病気だと言われました。それから何度事故を起こしたことでしょう。職場では失敗の繰り返し、職場の健康診断では視力がでず、就業上危険と判断され解雇されました。それからも転職を繰り返していましたが、30歳を迎えたころから、視野狭窄と夜盲がひどく、一般社会での就職は無理だと思いました。そこで在宅でできる仕事はないかと考え、パソコンの勉強をしました。そして私の在宅就労が始まりました。しかし思った以上にこの病気は手強く白内障や黄斑変性症を合併し、パソコンの文字も見えづらくなり、マウス操作もうまくいかず、仕事もできなくなりました。黄斑部の手術入院のあと1年ほど仕事もできず、どうしたものかと悩んでいたときに、県内で同じ病気の人に出会い拡大読書器や音声パソコンの情報を得ました。これがあれば、何とかなるぞ、そんな気持ちで音声パソコンの講習、拡大読書器の申請をしました。そして、仕事を再開し「働ける」と確信しました。
今の私の在宅就労状況です。
現在、仕事は主に友人知人の紹介で県内の仕事のみですが、今後の目標として、ITを活用して、県外進出と企業との契約、「障害者雇用促進法の改正」に反応できるよう情報の幅を広げ勉強していこうと思っています。そのためには「タートルの会」の皆さんと交流をもち、働くことへの刺激を与え合い、情報を共有して今できることを見落とさず努力していきたいと思っています。
●定例幹事会
日時:1月15日(土)
場所:日本盲人職能開発センター
議題:アンケート集計結果の取り扱い方法等ほか
●1月交流会
日時:1月15日(土)
場所:日本盲人職能開発センター
講演:「視覚障害者等の移動環境・交通権−信号・駅等−について」
講師:高瀬 清氏(神奈川県視覚障害者の生活と権利を守る会)
●相談会
日時:2月9日(水)
場所:日本盲人職能開発センター
●定例幹事会
日時:2月19日(土)
場所:日本盲人職能開発センター
議題:総会の内容、アンケート集計結果の取り扱いほか
●相談会
日時:2月19日(土)
場所:日本盲人職能開発センター
●講演会参加
日時:3月2日(水)
対象:筑波糖尿病と網膜症研究会(つくば地域内科医・眼科医等)
講演:工藤正一副会長(「中途視覚障害への就労支援と心の支え」)
●定例幹事会
日時:3月19日(土)
場所:日本盲人職能開発センター
議題:総会の内容ほか
●3月交流会
日時:3月19日(土)
場所:日本盲人職能開発センター
講演:「企業の障害者雇用の現状と沖ワークウェルのチャレンジ」
講師:木村良二氏(株式会社沖ワークウェル社長)
●懇談会(交流会後)
日時:3月19日(土)
場所:日本盲人職能開発センター
私たち「中途視覚障害者の復職を考える会(通称:タートルの会)」は、「中途失明II 〜陽はまた昇る〜」を発刊致しましたので、ご案内申し上げます。
本書は、97年に発刊した「中途失明〜それでも朝はくる〜」につづく第二弾になりますが、内容的には初刊本がどちらかといえば「当事者が当事者に勇気を与え、本人の障害の受容を促すもの」だったことに対し、本書では、中途視覚障害者がどのようにして業務を遂行しているか、また、健常者のパートナーとしてどのように協働しているかなどにつきまして、目覚しい発達を遂げつつある音声対応パソコンなどのIT機器を駆使しながら業務を遂行し、「積極的に社会参加している様子、高い実績をあげている様子、そして、たくましく活躍している様子」を、取材ルポと手記により紹介し浮き彫りにしました。
私どもは、常々視覚障害者の就労の拡大及び促進につきまして、微力ながら活動しておりますが、本書もその一環として発刊されたものであります。
このような観点から、本書「中途失明II 〜陽はまた昇る〜」が一人でも多くの方々に購読され、また、視覚障害者の就労促進の一助になることなどを願い、本書の発刊の案内をさせていただきました。
中途視覚障害者の復職を考える会
(通称:タートルの会)
会長 下堂薗 保
中途視覚障害者の復職を考える会
(通称 タートルの会)
会長 下堂薗 保
I 視覚障害者を雇用して 11
企業の論理 ―― 雇用の厳しさ(大手物流業) 13
障害者も企業の一戦力(家庭用品メーカー) 14
人物本位・能力主義がキーワード(IT産業) 18
障害者はプラス・アルファではない(IT産業) 20
大事なのは人間性と社会常識(職業紹介業) 24
視覚障害者が立ち上げたベンチャー企業 26
―― 情報発信、新たな接点を求めて 32
II 働く視覚障害者と家族 33
■民間企業で働く 34
「頑張りすぎずゆっくりと」
近江辰夫 34
「『希望』という列車に乗り込もう!」
嶋垣謹哉 41
「アンテナは高く、姿勢は低く、挨拶は自分から先に…」大脇俊隆 52
「第一線営業マン、まだまだやれる!!…かな?」ふと気づくと復職からはや10年 湯浅幸洋 59
「復職のカギ」田辺和平 68
「もう一度働きたかった」
坂上 実 73
「自らバリアを作らないこと」
〜職業生活が教えてくれたもの〜
北神あきら 77
「自ら墓穴を掘る」斉藤浩二 83
■官公庁で働く 89
「中途失明から職場復帰まで」
渡辺珠美 89
「職場復帰から12年」工藤正一 94
■教育機関で働く 101
「自分にチャレンジ、明日にチャレンジ」吉原 学 101
「復帰 認定無しの立場で」
久保田千秋 105
「青春の夢サポーター」山口 通 112
「失明後の可能性を引き出してくれた人々」生井良一 116
「視覚障害を伴う高次脳機能障害におけるリハビリ当事者の目的意識」
佐藤正純 121
■職場復帰を目指して 128
「ポジティブ・シンキング」
小高公聡 128
「リハビリテーション(生活訓練)について」和泉一雄 132
■支える家族たち 136
「ほっとひと息して思うこと」
松坂妙子 136
「夫の涙」佐藤明美 140
「夫が視覚を失ってみえたもの 」
〜すてきな出会い・支えあい〜
工藤良子 144
III 中途失明から職場復帰まで 151
苦悩と葛藤 152
出会い 153
リハビリテーション 154
復職・転職 157
職場適応・支援機器 159
職場からの支援 160
IV 視覚障害について 163
■視覚障害とは 164
視覚障害の原因となる病気・事故 165
視覚障害の種類 〜見え方のいろいろ 168
視覚障害の程度・等級 169
■視覚障害者の生活 172
移動・歩行 173
食事・買い物 174
職業生活 175
コミュニケーション 177
さまざまな趣味 180
■視覚障害者の歩行について 185
歩行特性と歩行の手がかり 185
白杖の役割と障害物・危険物 186
歩行方法の実際 187
V さまざまな職場 191
■職場をトータルにとらえる 192
求められる対応力 193
社会資源の活用と今後の可能性 196
さまざまな働く形 197
■IT活用により広がる職域 199
パソコンの活用 199
ネットワークの活用 200
ナレッジワーカーを目指す 202
技術職の可能性 203
限界と課題 204
VI <資料編>
ロードマップ&データファイル 207
視覚障害等級表 208
障害者のための就労に関するロードマップ 209
視覚障害者の就労問題に理解ある医療機関 215
視覚障害者職業リハビリテーション施設一覧 219
障害者重点ハローワーク一覧 220
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構一覧 222
広域障害者職業センター 222
障害者雇用情報センター 223
地域障害者職業センター 223
都道府県障害者雇用促進協会(雇用開発協会・総合雇用推進協会)一覧 226
視覚障害者によく利用される助成金制度 229
あとがき 238
<編者紹介> 中途視覚障害者の復職を考える会(通称 タートルの会)241
執筆者一覧 242
中途視覚障害者の復職を考える会
(通称:タートルの会)
事務局長 篠島永一
なお、タートルの会や資料などについてのお問い合わせは、
●タートルの会事務局
社会福祉法人日本盲人職能開発センター
「東京ワークショップ」内
〒160-0003 東京都新宿区本塩町 10-3
TEL:03-3351-3208 FAX:03-3351-3189
「中途失明II 〜陽はまた昇る〜」の読書媒体・購入方法等
題名 「中途失明II 〜陽はまた昇る〜」
編集発行 タートルの会
発行日 2003年12月9日
(障害者の日)
内容 IT機器を駆使しながら活躍している実態、日常生活・家族の支援の実態、
新支援助成制度など豊富な資料等々で構成。
サイズ等 A5版、横書き、大文字(11p)
読書媒体 単体:「本そのもの」、「FD」、「CD」 セット:「本とFD」、「本とCD」
販売価格 単体:「本そのもの」 1,200円(税込み)。
「FD」1,000円(税込み)。 「CD」 1,000円(税込み)
セット:「本とFD」1,700円(税込み)。 「本とCD」1,700円(税込み)。
<本のみの直販の場合>
送料 1冊 290円 郵便振替口座:00130−7−671967 加入者名 タートルの会
<申し込み先>
中途視覚障害者の復職を考える会(通称:タートルの会)
〒160-0003 東京都新宿区本塩町10-3 社会福祉法人 日本盲人職能開発センター内
電話(03)3351−3208
販売 (株)大活字(一般書店申し込み可)
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-3 冨山房ビル6階
電話:03-3259-2200 FAX:03-5282-4362
http://www.daikatsuji.co.jp/hello@daikatsuji.co.jp mailto:hello@daikatsuji.co.jp
<音訳テープ貸し出し> 「音訳集団一歩の会」 tel:03-3577-1525
なお、パートIの『中途失明〜それでも朝はくる〜』(¥1000)については事務局へ連絡を。
本号では、『中途失明II 〜陽はまた昇る〜』の広報にだいぶ頁を割きました。実は、本の売れ行きが芳しくないのです。皆さんのご協力を期待してPRに努めていただくために、発刊の趣旨や本の内容をよく理解していただこうと考えました。発刊当初、マスコミに提供したニュースリリース資料をまとめたものです。
具体的には皆さんの居住地の公共図書館に赴き、「こういう本が出版されているのだが、購入してほしい」と申し入れてもらえると嬉しいし、実際に購入してくれると思うのです。また、母校の図書室に推薦図書として、登録をお願いするのも一つだろうと思います。さらに皆さんの思いつく販売促進をお願いします。
当然ではありますが、国会図書館には寄贈しています。
パートIの『中途失明〜それでも朝はくる〜』は、書店購入はできませんでしたが、パートIIについては、全国どこの書店でも、書名と発行者名(タートルの会)、そして印刷販売を担当してくれた(株)大活字(03-3259-2200)を告げることで取り寄せてもらえます。
皆さん、お一人お一人のご協力で販売の促進が可能です。どうぞお力添えをお願いします。
(事務局長:篠島永一)
中途視覚障害者の復職を考える会【タートルの会】会報
『タートル39』
2005年5月15日発行 SSKU増刊 通巻1875号
■編集 中途視覚障害者の復職を考える会 会長・下堂薗 保
■事務局 〒160-0003 東京都新宿区本塩町10-3
社会福祉法人 日本盲人職能開発センター 東京ワークショップ内
電話 03-3351-3208 ファックス 03-3351-3189
郵便振替口座:00130−7−671967
■タートルの会連絡用メール m#ail@turtle.gr.jp (SPAM対策のためアドレス中に # を入れて記載しています。お手数ですが、 @ の前の文字を mail に置き換えてご送信ください。)
■URL=http://www.turtle.gr.jp/