1998年10月9日第三種郵便物認可(毎月3回8の日発行)
2011年5月1日発行 SSKU 増刊通巻第3814号
「今自分にできることを」
理事 藤田 善久
自分は平成 16年5月に不慮の事故により一瞬にして全盲になったのですが、入院と訓練施設を合わせて約3年間で復職しました。この3年間を含めて現在に至るまで、自分が目標とする到達レベルを元に、何が必要なのかを考えて、今自分にできることを実践しています。
今自分にできることとは、多方面にわたるわけですが、「就労レベルのパソコンのスキルを習得すること」「社内での単独移動並びに、自宅から会社までの通退勤における安全歩行ができるまで」という二つの目標を掲げました。
復職前の訓練施設では、@ パソコン訓練内容を理解するまで復習すること。A 復職後にて見直しができるように、訓練内容をすべてデータにてまとめること。B 毎月1回社内担当者に訓練内容を報告するのと合わせて、社内担当者より復職後の業務に繋がるデータをいただいて、訓練に取り込んでもらうこと。C 社内ホームページの環境を職員から聞いて、それに見合った操作方法などを訓練に取り込んでもらうこと。D 復職前における通勤経路の安全歩行確認と社内の環境確認をおこなうこと。E 休職期間の3年間で復職するために、自分で自分を追い込んでいくことなど。
復職後では、@ 期間を決めて、確実な業務遂行とスピードを習得すること。A 社内ホームページの構成や、業務内容における操作手順を箇条書きにすること。B 業務に合わせた音声リーダーの効率的な操作方法を見極めること。C 訓練で習わない関数などをインターネットから検索し、業務に活用すること。D 新しい業務を求め続けることなど。
それから、社内業務も安定した時期に、今自分にできることを考えてみました。以前より、多くの皆様にご協力・ご支援していただいたからこそ現在の自分があるのだと思っていましたので、NPO法人タートルで九州地区担当をしています。ただ、自分1人では何もできませんので、交流会や相談・啓発活動をする中で、多くの皆様からご協力をいただいています。
最後に、今後「自分にできること」として、視覚障害者・眼科医・訓練校・事業主・労働機関などとの連携をスムーズに取れる環境を築き、視覚障害者の新規就労・就労継続に繋げられる活動をおこないたいと思います。
新緑の候、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は当法人の運営にご協力いただき、心より感謝申し上げます。
平成23年度NPO法人タートル通常総会は、6月11日(土)、日本盲人職能開発センター(東京)にて開催します。
総会の成立は会員総数の過半数出席が要件になっています。会員諸兄の積極的な出席(直接出席、委任状提出)へのご協力をお願いします。
別送「タートル15号」掲載議案を参照のうえ、ハガキまたはメールにて委任状の提出をお願いします。なお、東京会場以外(大阪・福山・福岡)でのスカイプ参加では議決権行使はできませんのでご注意ください。
理事長 松坂 治男
日時:平成23年6月11日(土) 午前10時〜午後5時(受付10:00〜)
場所:(社福)日本盲人職能開発センター(地下研修室)
〒160-0003 東京都新宿区本塩町10-3
☆四ツ谷駅下車(7分)-JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線
(当日は駅改札にガイドボランティアを配置します。)
◆プログラム
〈午前の部〉10:30〜12:00
◎NPO法人タートル通常総会
開会の言葉
理事長挨拶
議長選出
第1号議案 平成22年度事業報告
第2号議案 平成22年度収支決算報告
第3号議案 監査報告
第4号議案 平成23年度事業計画(案)
第5号議案 平成23年度予算(案)
第6号議案 定款変更(案)
第7号議案 コンプライアンスと個人情報保護に関する方針(案)
第8号議案 平成23年度役員選任(案)
閉会の言葉
〈昼食〉
*東京会場内は、食事が禁止されております。近くのお店にご案内いたしますので、希望者は、ご利用ください。
〈午後の部〉13:30〜17:00
◎記念講演
演題 「視覚障害者と災害支援」(予定)
講師
社会福祉法人 視覚障害者文化振興協会 JBS日本福祉放送
代表 川越 利信(かわごえ としのぶ)氏
◎交流
参加者近況報告・意見交換会
※参加費(午後の部)
会員及び介助者は無料 非会員は500円
◆大阪会場(スカイプ参加)のご案内◆
日時:平成23年6月11日(土) 午前10時〜午後5時(受付10:00〜)
場所:(社福)日本ライトハウス情報文化センター 4階 会議室3
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-13-2
☆大阪市営地下鉄四つ橋線 肥後橋駅北改札から2番出口を出てすぐ左
定員:24名
なお、非会員であっても午前の部(総会)からの参加も歓迎します。
※ご注意 当日、大阪会場では議決権の行使はできません。正会員の方は予め委任状の提出をお願いします。
※Skypeの通信状況により、聞き取りにくい場合があることを予めご了承ください。
※参加費(午後の部)
会員及び介助者は無料 非会員は500円
◆福岡会場(スカイプ参加)のご案内◆
日時:平成23年6月11日(土) 午前10時〜午後5時(受付10時〜)
場所:福岡県立 ももち文化センター 3階 会議室5
〒814-0006 福岡市早良区百道2-3-15号
☆福岡市営地下鉄空港線 藤崎駅2番地上出口より徒歩にて1分
定員:18名
なお、非会員であっても午前の部(総会)からの参加も歓迎します。
※ご注意 当日、福岡会場では議決権の行使はできません。正会員の方は予め委任状の提出をお願いします。
※Skypeの通信状況により、聞き取りにくい場合があることを予めご了承ください。
※参加費(午後の部)
会員及び介助者は無料 非会員は500円
◆福山会場(スカイプ参加)のご案内◆
日時:平成23年6月11日(土) 午前10時〜午後5時(開場9:40頃)
場所:福山市市民参画センター4階和室
〒720−0056 福山市本町1-35
電話(084)923−9005(会場の電話番号です。)
☆福山駅北口から徒歩5分
☆(案内・ガイドヘルプが必要な方へ)
9:30福山駅北口にご集合ください。案内人(ガイドヘルプ)が会場まで案内いたします。(10時頃までは待機しています。)
なお、非会員であっても午前の部(総会)からの参加も歓迎します。
※ご注意 当日、福山会場では議決権の行使はできません。正会員の方は予め委任状の提出が必要です。(総会開催案内をご確認ください。)
※Skypeの通信状況により、聞き取りにくい場合があることを予めご了承ください。
※参加費(午後の部)
会員及び介助者は無料 非会員は500円
●相談事業 工藤 正一
1.概要
相談の経路は、電話やメールによるものが多かったが、本人や家族、職場関係者をはじめ、医療機関や福祉施設、NPOなどから紹介されて繋がってくるようになった。また、産業医や眼科医などからの相談も徐々に増えており、中には、地方のNPOなどから、「相談のノウハウを教えて欲しい」というものもあった。このように、タートルの存在が周知されるにつれ、相談に関する連携・協力の輪が広がっている。
それらの相談には、できるだけ電話とメールで対応したが、これまでの成果物などの資料や情報提供をし、必要に応じて個別相談会やロービジョン相談会を開いた。その中で、眼科医や産業医、関係機関との連携が進み、委託訓練(在職者訓練を含む)や、ジョブコーチなど社会資源と結びついて、再就職や職場復帰、雇用継続が図られた。しかし、このような好事例があった反面、事業主の理解と協力がなく、退職を余儀なくされる例もあった。中には、免職(解雇)を言い渡され、厳しい対応が求められることもあった。このように、視覚障害者の就労に対する理解は進んでいるとはいえ、依然として厳しいことも事実である。それゆえに、引き続き様々な機会を通じて啓発に努める必要がある。
また、相談を通じて得られた成果や教訓については、第11回日本ロービジョン学会学術総会、第2回視覚障害者就労推進医療機関会議、第52回日本産業・労働・交通眼科学会などで発表し、眼科医や産業医との連携の重要性を訴えた。ちなみに、来る6月開催の第12回日本ロービジョン学会学術総会に向けて、共同演題を含め、3つの演題登録をしたところである。そしてまた、これら各種相談会や、学会などの場で積極的にタートルへの入会を働きかけた結果、正会員や賛助会員の拡大に寄与できた。
2.相談件数
期間:2010年4月〜2011年3月
(1)相談総数
電話、メール、その他により行った相談の実人員。この中には、以下の、(2)〜(4)を含んでいる。
総数:109人(実人員)
(2)ロービジョン相談会
必要に応じ眼科医の協力を得て、就労に関するロービジョン相談を行った。
相談回数・人数:9回(臨時相談1回含む) 18人
(3)個別相談会
当事者の希望による個別の面接による相談。
相談回数・人数:11回(うち2回は弁護士同席) 15人
(4)その他の相談会
交流会などの場において、当事者の相談希望に応えたもの。
相談回数・人数:3回、10人
3.特徴的な好事例
中途視覚障害者の再就職や職場復帰、雇用継続のために、ロービジョンケアと関係機関の連携が重要であることを示した事例が少なくなかった(以下参照)。
@ 産業保健とロービジョンケアとの連携で、職場環境の改善が図られたり、現場復帰が可能となったりした事例(非事務職で複数の事例)
A 業務継続に支障がある見えづらさをロービジョンケアにより解消できた事例(そのためには、まず職域で健康管理を行う産業医がロービジョンケアについて知識を持つ必要がある)
B 身体障害者手帳に該当しない視覚障害者が関係機関の連携・支援により再就職できた事例(眼科主治医から相談を受けてロービジョンケアを行い、ハローワークに繋いだことが支援の出発点)
C 眼科医と産業医との連携で雇用主の理解を促し、必要な訓練を経て職場復帰できた事例(眼科医の診断書や情報提供書が視覚障害者雇用に対する不安を軽減するために役立った)
●交流会事業 大脇 俊隆
★ 年間コンセプト
「『視覚障害者が働くこと』についてのヒントを出し合う」
★ 交流会報告
期間(平成22年4月から平成23年3月末まで)
1.交流会日時 2010年9月11日(土)
参加者総数→89名(仙台26名、東京46名、大阪12名、福岡5名)
演題 「我々だって、こんなにできる。 我々ならではのアイデア」
講師 長野 一郎(ながの いちろう)氏
株式会社 井門コーポレーション 情報システム部情報システム課 課長
→グループ・ディスカッション
次のテーマを基に、皆さんで「ヒント」を出し合いました。
テーマ「我々だって、こんなにできる。我々ならではのアイデアを出し合おう」
・こんな提案を会社(職場)にしました。
・ちょっとした工夫で、こんなに便利になりました。
・今、とっても困っています。
→インターネット通信ソフトのSkype(スカイプ)を使用して、仙台会場、東京会場、大阪会場、福岡会場の4会場を結んでの同時進行開催。
2.交流会日時 2011年1月15日(土)
参加者総数→75名 (東京59名、大阪11名、福岡5名)
演題A 「社会制度を活かして働く」
視覚障害リハビリテーションを研修として運用する。
講師 鈴木 佐知子(すずき さちこ)氏
横浜市公立中学校教諭
演題B 補足「民間企業への助成を含めた社会制度と昨今の動き」
下堂薗 保(しもどうぞの たもつ)氏 前NPO法人タートル理事長
→グループ・ディスカッション
次のテーマを元に、皆さんで「ヒント」を出し合いました。
テーマ:「働き続けるために」
・活用出来る社会制度は。
・心が折れない様に、がんばろう。
・このピンチを、チャンスに変えるには、何か良い方法は無いだろうか。
3.交流会日時 2011年3月12日(土)
2011年3月の交流会は、東日本大震災の翌日ということから、東京会場への参加者の皆様の安全面→停電→電車への乗車→駅舎での混雑等を強く重視しまして、急遽中止とさせていただきました。
交流担当スタッフ一同、中止の件、心よりお詫び申し上げます。
●情報提供事業
★IT班 松坂 治男
1.Webの管理
お知らせ・「情報誌タートル」の掲載
Webに「テキスト広告」を付加し実施した。
2.MLの管理
3.Skypeを利用した交流会の改善
各会場で、明瞭な音声で聞こえるように機器の見直し等を行ったが、まだ不十分であった。
切断等のトラブルが発生した場合の、対処方法についても引き続き検討が必要。
★情報誌作成班 長岡 保
情報誌「タートル」の発刊(4回)
第11号(5/20)、第12号(8/21)、13号(11/30)、14号(3/13)
●セミナー開催事業 新井 愛一郎
@ 第3回視覚障害者雇用継続支援セミナー
・11月17日(水)中野サンプラザにおいて、83名の参加者によって実施。
・継続雇用における産業医の役割の大切さについて問題提起したことの意味は大きかったと思う。
・もう一つの課題であった、継続雇用における企業側の具体的なサポートについては、内容的な掘り起こしが不十分であったが、周囲のフォローのあり方、スキルアップの問題に対する提起は今後に生かせる内容であった。
・初めての「体験コーナー」は好評であった。(とりわけ視野障害の体験)ただ、時間的な余裕がなかった。
・全体的にメニューが多すぎた感があり、掘り起こしが不十分ではなかったか。
A 体験セミナー
・セミナー当日の「体験コーナー」の設置、会員の職場におけるいくつかの試み以外の取り組みはされていない。
・企業における「体験セミナー」のイメージについてもきちんとしたものを提起できていない。
●就労啓発事業 安達 文洋
視覚障害者の就労を支援するために、セミナーを開催すると共に自主制作のビデオを財団法人ヤマト福祉財団と読売光と愛の事業団から助成金を頂き、(DVD)を1500枚複製して頒布した。
1.「優秀な人材を見落としていませんか?」視覚障害者の就労支援DVDの増刷と頒布
各都道府県労働局(拠点ハローワーク) 547枚
各都道府県障害者職業センター 52枚
障害者職業能力開発校等職業訓練施設 30枚
各都道府県障害者就業支援センター 271枚
ロービジョン学会(眼科医師・医療関係者) 310枚
全国盲学校 72枚
産業医・企業人事担当・個別支援者等 92枚
残り 126枚
併せてDVDを活用していただくための冊子「視覚障害者の雇用をすすめるために」を1500冊印刷してDVDと共に配布し、アンケート調査も実施した。(アンケート結果は集計中)残りのDVDを含め、今後の活動に役立てていきたい。
●助成金チーム
助成金の情報収集に努め、タートルの事業に合致すると思われる5件の申請を行ったが、いずれも不採択であった。
●ボランティア班
NPO法人タートルの事業の拡大に伴う効率化と、各種行事参加者の安全確保を考慮し22年度から、ボランティアの協力を受けることとしました。
実績としては、9月交流会1名、11月セミナー3名、1月交流会4名、その他会議・発送作業等です。なお、3月交流会に4名を依頼しておりましたが、交流会中止により、ボランティアの方もお断りいたしました。
<表>(省略)
〔平成22年度 会計監査報告〕
平成23年4月21日 監査の結果、相違ないことを認めます。
会計監査: 大橋 由昌 印 会計監査: 伊吾田 伸也 印
●相談事業
今後の課題と事業計画
相談事業については、基本的に、その実施方法について、前年通り継続する。
地方の相談を支援することが今後の課題と考えられる。そのためにも、今後の計画として、必要があれば、地方に出向いての相談会を開催することを検討したい。なお、地方の相談会開催については、地域担当理事からのニーズ把握をもとに時期を選んで出かけることが望ましいと考える。
また、相談担当が、相談のノウハウを共有できるような、簡易なマニュアルの作成を検討したい。
眼科医や産業医などとの連携を深めるために、次の行事に参加・協力したい。
@第12回日本ロービジョン学会学術総会(6月、北九州)
A第3回視覚障害者就労支援医療機関会議(10月、東京、第65回日本臨床眼科学会最終日)
B第59回日本職業・災害医学会シンポジウム(11月、東京)
●交流会事業
◆ 交流会事業は、今期も視覚障害者およびその関係者が気軽に継続して参加でき、前向きな情報交換ができる場作りに努めます。
→今期の課題として、下記のことに取り組みます。
・交流会への初参加者が継続して参加できるようなフォロー体制を整える。
・就労事例発表(講演)並びに参加者同士のグループディスカッションの充実強化。
・昨年度と同様にスカイプを使用しての東京と地方との合同開催の実施。
◆ 2011年度の交流会実施計画
年3回開催します。日程は次のとおり。
第1回 2011年9月10日(土)13時30分〜17時
第2回 2012年1月21日(土)13時30分〜17時
第3回 2012年3月10日(土)13時30分〜17時
(注→交流会は原則、第3土曜日に開催する。但し、第3土曜日が3連休になる場合、第2土曜日に繰り上げる)
◆ 地方交流会(案)
・2011年10月15日(土):第3土曜日
→エリアの各理事に積極的な地方交流会開催への打診強化。
●情報提供事業
★IT班
1.Webの管理
お知らせ・「情報誌タートル」の掲載
Webに「テキスト広告」を付加
2.MLの管理
外部委託を実施。
3.Skypeを利用した交流会の改善
まだまだSkypeでの交流会の中継が不安定である。引き続き改善を図る。
★情報誌作成班
情報誌の発刊(4回)
5月:第15号、9月:第16号、12月:第17号、3月:第18号
●セミナー開催事業
啓発チーム、交流会チームと連携をしながら、二つの課題について活動していきたい。
T 「第4回視覚障害者雇用継続支援セミナー」の開催
日時 2011年11月16日(水)
会場 中野サンプラザ
中途視覚障害者の就労における、具体的な支援について、課題と具体的な方策を考える。
今まで継続雇用におけるさまざまな課題が当事者と雇用側の努力や、職業訓練機関の個別サポートにゆだねられていた。
しかし、系統的な就労支援こそが課題であり、その具体的な方策の一つが、ジョブコーチによる視覚障害者に対する就労支援ではないか。その可能性を考えたい。
1)中途視覚障害者が職場継続雇用の際に、会社と当事者が乗り越える課題
@仕事内容のすり合わせ
仕事の流れの中で、スキルをどう活かしていくのか。
ソフトやハート面での具体的な改良をどのようにしていくのか。
A周囲の援助や、人間関係
どんな人的なサポートが求められるのか。
2)以上の課題を解決するために、企業・当事者・ジョブコーチという関係をどのように形成していくのか。
U 体験セミナー
・「担当チーム」を作り具体的な計画の実施
@体験セミナーのイメージ
Aメニューの確定
B実施計画
*備品等の購入もおこなう。
●就労啓発事業
交流事業、セミナー開催事業と連携しながら、会員のニーズをしっかりと把握して、雇用主に対する視覚障害者の雇用を啓発する。
2010年度は盲学校、ハローワーク、就労支援センターなどへDVDを約1400枚を頒布しており、そのアンケート結果を参考にしながら、残り100枚を民間企業へ有効かつ効率よく利用していく。
●助成金チーム
平成23年度各事業計画に合致する助成金の情報を入手し、各事業担当理事と協調しながら申請していく。
●ボランティア班
22年度の実績を基に、総会、交流会、セミナー等の行事並びに、発送作業など、晴眼者の協力が必要な場合に、ボランティアの方に協力を要請し、効率的な運営を実施する。
今後、行事に際し、すぐに4名程度の協力者に出ていただけるよう人数の拡大を図っていく。
また、地方理事の協力者についても、考慮していく。
今年度の予定としては、6月:総会、9月・10月:交流会、11月:セミナー、1月・3月:交流会、その他発送作業等を考えている。
<表>(省略)
1. 副理事長の人数について
(改正理由)副理事長の人数増のため
●改正前
第13条 この法人に、次の役員を置く。
2 理事のうち1人を理事長とし、1人以上2人以内を副理事長とする。
→
●改正後
第13条 この法人に、次の役員を置く。
2 理事のうち1人を理事長とし、若干名を副理事長とする。
2. 役員の任期の始期について、附則に追加
(改正理由) 役員の任期の始期について改めて明確にするため
●改正前
附則
1 この定款は、この法人の成立の日から施行する。
2 この法人の設立当初の役員の任期は、第16条第1項の規定にかかわらず、この法人の成立の日から平成20年3月31日までとする。
3 この法人の設立当初の事業年度は、第43条の規定にかかわらず、この法人の成立の日から平成20年3月31日までとする。
4 この法人の設立当初の事業計画及び収支予算は、第44条の規定にかかわらず、設立総会の定めるところによる。
5 この法人の設立当初の入会金及び会費は、第8条の規定にかかわらず、次に掲げる額とする。
(1) 入会金 正会員 0円
賛助会員 0円
(2) 年会費 正会員 5,000円
賛助会員 一口5,000円(一口以上)
6 この法人の設立当初の役員は次のとおりとする。
(名簿省略)
→
●改正後
1 この定款は、この法人の成立の日から施行する。
2 この法人の設立当初の役員の任期は、第16条第1項の規定にかかわらず、この法人の成立の日から平成20年3月31日までとする。
3 この法人の設立当初の事業年度は、第43条の規定にかかわらず、この法人の成立の日から平成20年3月31日までとする。
4 この法人の設立当初の事業計画及び収支予算は、第44条の規定にかかわらず、設立総会の定めるところによる。
5 この法人の設立当初の入会金及び会費は、第8条の規定にかかわらず、次に掲げる額とする。
(1) 入会金 正会員 0円
賛助会員 0円
(2) 年会費 正会員 5,000円
賛助会員 一口5,000円(一口以上)
6 この法人の設立当初の役員は次のとおりとする。
(名簿省略)
7 この定款は平成23年6月11日から施行する。
8 平成23年度総会においてこの法人の役員となった者(継続して役員となる者を含む)の任期の始期は、平成19年11月12日(この法人の設立の認証があった日)に施行された付則第2項及びこの定款16条第1項の定めにかかわらず、平成23年4月1日とし、以降の役員の任期はこの例に従う。
特定非営利活動法人 タートル
適用: 平成23年 6月 日
「特定非営利活動法人 タートル」(以下「この法人」という。)は、個人のプライバシー及び著作権などの権利侵害を防止するため個人情報の収集・利用・管理及び著作物の取り扱いについて、次のとおり適切に行ない、皆様に安心して利用してもらえる情報提供、ホームページづくりなどに努めていきます。
☆取り扱い
1. 個人の情報は明示された目的のためにのみ使用します。
個人情報は、必ず利用目的を明示し、ご自身の意思のもとに情報を提供していただきます。
また、本人の承諾がない限り、利用目的以外に個人情報を使用することはありません。
2. 個人の情報は第三者に提供しません。
個人情報は、本人の承諾がない限り、第三者に提供することはありません。
3. 個人の情報はいつでも開示、訂正、追加又は削除します。
申し出があったときは、本人であることを確認し、登録された情報の開示、訂正、追加又は削除を行います。
4. 個人情報の安全管理
この法人は、皆様から預かった個人情報について、漏洩、滅失又は毀損を防止するために適切な安全管理対策を講じます。
また、業務遂行上、個人情報の取り扱いを外部に委託する場合は、必ずこの法人と個人情報保護にかかる契約を結んだ信頼ある業者に委託します。
5. 著作権などの権利を侵さないよう著作物などの情報を適切に扱います。
@ 機関紙、ホームページなどに文献その他の情報を引用するときは、参考文献の出典を明記するなど適切な取り扱いに努めます。
A 講演会、研修会などで講師として話していただいた内容、原稿などの情報を機関紙、ホームページなどに掲載するときは、事前に本人の了解をいただきます。
B 機関紙、ホームページなどに投稿された原稿その他の情報は、この法人に属するものとし、適切に扱います。
6. 適用除外について
(1)法令に定めがあるとき、(2)本人又は第三者の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、緊急かつやむを得ないときのいずれかに該当するときは、上記の取り扱いを適用しない場合があります。
7. その他
@ この法人の運営するホームページ、メーリングリストには、それぞれ利用ルールを定め、適正に管理します。
A これらへの投稿される情報は、投稿者の責任において行うものとしますが、社会通念に照らし、不適切な情報については、この法人の責任において削除することがあります。
■お問い合わせ先
この法人における個人情報又は著作物などの取り扱いに関して質問等がある場合は、
<事務局>
〒160-0003 東京都新宿区本塩町10-3 社会福祉法人 日本盲人職能開発センター 東京ワークショップ内
電話 03-3351-3208 ファックス 03-3351-3189
連絡用メール m#ail@turtle.gr.jp
(SPAM対策のため2文字目に # を入れて記載しています。お手数ですが、上記アドレスから # を除いてご送信ください。)
までご連絡ください。
理事 安達 文洋 (アダチ フミヒロ)
理事 新井 愛一郎 (アライ アイイチロウ)
理事 和泉 森太 (イズミ シンタ)
理事 大脇 俊隆 (オオワキ トシタカ)
理事 金子 光宏 (カネコ ミツヒロ)
理事 工藤 正一 (クドウ ショウイチ)
理事 重田 雅俊 (シゲタ マサトシ)
理事 篠島 永一 (シノジマ エイイチ)
理事 下堂薗 保 (シモドウソノ タモツ)
理事 杉田 ひとみ (スギタ ヒトミ)
理事 長岡 保 (ナガオカ タモツ)
理事 藤井 貢 (フジイ ミツグ)
理事 藤田 善久 (フジタ ヨシヒサ)
理事 星野 史充 (ホシノ フミヒロ)
理事 松坂 治男 (マツサカ ハルオ)
理事 湯川 仁康 (ユカワ キミヤス)
監事 大橋 由昌 (オオハシ ヨシマサ)
監事 伊吾田 信也 (イゴタ シンヤ)
◆ 平成23年度の主な予定等について
《通常総会》
日時 6月11日(土) 午前10時〜午後5時(受付10時〜)
会場 日本盲人職能開発センター
(同時に、大阪、福山、福岡に地方会場を設け、スカイプによるジョイント参加を計画)
《交流会》
(1) 9月第3土曜日
(2)10月地域交流会(予定)
(3) 1月第3土曜日
(4) 3月第3土曜日
注記: 原則、第3土曜日開催。ただし、第3土曜日が連休の場合、第2土曜日に繰り上げ。
※会場:いずれも東京会場は、日本盲人職能開発センター
《セミナー》
「第4回視覚障害者雇用継続支援セミナー」
11月16日(水) 13時から16時30分
会場: 中野サンプラザ
《相談事業関係》
(1)6月3日から5日 第12回日本ロービジョン学会学術総会に参加
場所: 北九州市
(2)10月 第3回視覚障害者就労支援医療機関会議に参加
場所: 東京都
(3)11月 第59回日本職業・災害医学会シンポジウムに参加
場所: 東京都
(4)随時 希望に応じて相談会開催。
(5)毎月第1土曜日 ロービジョンケア助言含む相談会
(6)必要があれば、地方に出向いての相談会(検討)
《情報誌発行》
(1)5月発行 情報誌第15号
(2)9月発行 情報誌第16号
(3)12月発行 情報誌第17号
(4)3月発行 情報誌第18号
《忘年会》
12月第1土曜日、17時30分から
会場: ザ・ホテルベルグランデ(予定)
◆ 情報誌「タートル」のDAISY版(デジタル録音図書)の申し込みについて
現在、情報誌「タートル」はテープ講読を希望されている会員の方に、「YWCA朗読奉仕会」のご厚意により、テープ版(カセットテープ)の情報誌を郵送しています。YWCA様では、いよいよ平成23年度からDAISY版(CD)を提供できるように準備が整ったとのことです。
つきましては、情報誌のDAISY版を希望される会員の方は、以下のタートル事務局まで電話またはメールでお申し込みください。次号の「情報誌タートル」からお届けできるように手配いたします。費用は無料です。
また、テープ版も引き続き制作していただけるとのことですので、テープ希望の方はこれまでどおりにお送りしますのでご安心ください。
なお、ご不明な点は以下のタートル事務局までお問い合わせください。
◎NPO法人タートル 事務局
電話 03-3351-3208
メール m#ail@turtle.gr.jp
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このたびの大規模な震災により、被害を受けられた皆さま、ご家族および関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
タートルの会員の中に、被災地の近傍にお住まいの方がおられましたが、大きな被害がなかったとお聞きしております。報道によりますと、家や家族そして、仕事まで失われた方も大勢おられると伺っております。
事情は異なりますが、就労問題を扱う会の会員として、人生の半ばにおいて、仕事を失われた方の不安の気持ちが身にしみます。我々これまで以上に元気を出して、その元気を被災された方々に送り届けたいものです。
震災があっても、暦は時を刻み、23年度も動き出しました。我々会員が元気が出るような会活動、情報誌を目指して、地に足をつけて、ゆっくり歩みたいと思います。本年度も宜しくお願いいたします。
(長岡 保)