実践的ビジネススキル勉強会(タートル勉強会)は、年に2~3回、社会人として必要な知識や考え方を学ぶことを目的としています。

勉強会の趣旨

誰もが必要とされるような就労シーンでのスキルを、みんなはどのようにこなしているのでしょうか? 普通の人、目立たないがコツコツやっている人は、職場でどのような工夫をしているのでしょうか? こうした疑問がこの勉強会の出発点です。
そして、こうした基本的な事例を積み上げることによって、視覚障害者が働いていける可能性を広げていきたいと考えました。勉強会の成果を共有することで、「見えなくてもどんな仕事ができるのか」との問いに、きちんと答えていけるようになればと思います。

勉強会の内容

各回のデータのリンクを開くと、講演内容をご覧いただけます。

講演、情報提供後に行われた質疑応答や意見交換については、ここでは公開しておりませんが、ご希望をされる方には、個別に対応します。ご希望の方は、その旨をタートル代表メール(m#ail@turtle.gr.jp)にてお知らせください。
 (SPAM対策のため2文字目に # を入れて記載しています。お手数ですが、上記アドレスから # を除いてご送信ください。)

*講師、情報提供者の所属先、所属名などは、勉強会当時のものです。
*第10回はワークショップ形式のため、テキストはアップしていません。

【第16回】第一声が決めて!自分を伝える話し方(2023年1月開催)

講師:
遠田 恵子氏(フリーアナウンサー/ディレクター/大学講師)

概要:
NHK「視覚障害ナビ・ラジオ」でおなじみの遠田様をお迎えして、自分を伝える話し方について学びました。
自身の話し方を客観的に分析する方法、伝わりやすい話の組み立て方、聞きやすいスピード、声のトーンなどについて、実践をしました。
話し方や伝える力は、訓練によって上達するようです。
職場での上司や同僚、取引先との話し方に活用されていることを願っています。

【第15回】職場で必要な合意形成スキルを学ぼう!! ~ エビデンスに裏付けられた障害開示・援助要請の方法 ~(2022年5月開催)

講師:
相羽大輔氏(愛知教育大学特別支援教育講座 准教授)

概要:
合意形成スキルとは・・
例えば、職場で合理的配慮を提供してもらえるよう、上手に働きかけるコミュニケーションスキルのことです。
これから就職をされる方や、職場復帰をめざすという方の中には、見えにくくなったことや、見えなくなったことを、どのように周囲に伝えたらよいかと悩まれている方がいらっしゃるかもしれません。
また、コロナ禍で余裕のない職場で、支援を頼むことに遠慮し、日々悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、職場で合理的配慮を円滑に提供してもらうには、どのように障害を説明し、支援を求めていけばよいかというノウハウを、研究者の相羽先生から学びます。
講演は1時間24分です。

データ:
職場で必要な合意形成スキルを学ぼう!!(約1時間24分)

【第14回】捉えなおすことで明るく前向きな思考を!(2022年1月開催)

講師:
成澤俊輔氏(世界一明るい視覚障害者)

概要:
視力低下が進むと、これまでできていたことができなくなり、仕事をはじめ、いろいろな場面でネガティブな思考になってしまうことはないでしょうか。
そこで今回は、成澤さんより、人との出会いや経験を通じてどのように捉えなおされたか、具体的な事例を交えてお話いただき、私たちが仕事をするうえで心がけるべきことを学びます。
講演は約35分です。

データ:
捉えなおすことで明るく前向きな思考を!(約35分)

【第13回】知って得するストレス対処法(2021年1月開催)

講師:
守田 稔氏(精神科医 視覚障害をもつ医療従事者の会(ゆいまーる)代表

概要:
コロナにより大きく生活環境が変わった現在、職場をはじめ、いろいろな場面でストレスを感じている、という方もおおいのではないでしょうか。そこで今回は、ストレスと上手につきあうことで、心軽く、快適に生きるためのポイントについて学びます。
講演は全体で約59分です。

データ:
音源データの公開は終了しました。

【第12回】相手を尊重しながら自分の気持ちを伝える技術 アサーション入門(2020年10月開催)

講師:
岩本 好之氏(ピープルブリッジ代表 人材育成・問題解決コンサルタント)

概要:
我々視覚障害者にとって必須ともいえる、コミュニケーションスキルの第2弾です。今回は、第11回の「伝わるコミュニケーション」から一歩進んで対人関係にスポットをあて、相手と自分の双方を大切にする「アサーション」と呼ばれるコミュニケーションスキルの基本を学びます。
 講演は全体で約78分ですが、公開に際しては、内容にそって下記の4つのパートに分けています。それぞれのタイトルでenterキーを押すと音声が流れます。

データ:
パート1 「アサーションとは ~対人関係のおける3つの態度」(約13分)
パート2 「アサーションを阻害するもの ~不要なビリーフ」(約26分)
パート3 「アサーションの基本思想~Win-Win(第3の解決策)」(約22分)
パート4 「アサーションの実践~Iメッセージ、FIES(フィーズ)法」(約17分)

【第11回】人の心を動かす伝え方(2020年2月開催)

講師:
岩本 好之氏(ピープルブリッジ代表 人材育成・問題解決コンサルタント)

概要:
何かを人に尋ねたり、依頼したりする機会が多い我々視覚障害者にとって、コミュニケーションのスキルはとても重要です。ここでは、仕事はもちろん、生活全般で使える、相手を理解し、自分の考えをわかりやすく伝えるためのコミュニケーションについて解説します。
 講演は全体で約73分ですが、公開に際しては、内容にそって下記の3つのパートに分けています。それぞれのタイトルでenterキーを押すと音声が流れます。

データ:
パート1 「オープニング~障害は神様からのギフト」(9分)
パート2 「伝える前に聴きなさい(相手を理解することから始めよう)」(42分)
パート3 「相手の心を動かす伝え方(ロジカルコミュニケーションのすすめ)」(22分)

【第9回】プレクストークのビジネスシーンでの活用法(2019年2月開催)

情報提供:
村田 拓朗氏(東京都在住 ヘルスキーパー)
荒川 明宏氏(㈱ラビット代表)

概要:
サピエ図書館の利用に便利なプレックストークも、使い方次第で仕事でも大活躍。情報提供に加え、専門家をお招きして、使い方や、リテラシーまで広く話し合いました。

データ:
第9回テキスト(ワード文書:約36.0KB)
第9回テキスト(テキストファイル:約21.7KB)

【第8回】墨字文章にどう対応していくか(2018年4月開催)

情報提供:
大橋 正彦氏(民間企業 事務職)
石原 純子氏(医療法人 専門職)
六川 真紀氏(民間企業 事務職)
井上 直也氏(MDSiサポート代表)

概要:
電子化がすすんだとはいえ、まだまだ職場には墨字の文書がたくさんあります。そうした墨字の文書にどう対応しているのか、4人の会員に、それぞれが実践している工夫をうかがいました。

データ:
第8回テキスト(ワード文書:約27.7KB)
第8回テキスト(テキストファイル:約19.3KB)

【第7回】ビジネスマナーについて(2018年2月開催)

講師:
北島 恵以子氏(『心が伝わるビジネスマナーの基本』監修者)

概要:
そんなの知っていて当たり前、と高をくくっていると、思わぬ失敗も…。「ご苦労様」と「お疲れ様」の使い間違いなど、ついやってしまいそうな事例を交えながら、今更聞けないビジネスマナーの基本を学びます。

データ:
第7回テキスト(ワード文書:約34.5KB)
第7回テキスト(テキストファイル:約28.0KB)

【第6回】ビジネスシーンにおけるスマートデバイスの可能性(2017年12月開催)

講師:
西田 友和氏 (準認定ファンドレーザー)

概要:
スマートフォンなどのスマートデバイスは、QOLの向上には、もはや欠かせないツールとなりました。ここでは、スマートデバイスのビジネスシーンでの活用について、インプット(情報収集)、管理(マネジメント)、アウトプット(付加価値の発信)という3つの視点で考えます。

データ:
第6回テキスト(ワード文書:約35.0KB)
第6回テキスト(テキストファイル:約21.8KB)

【第5回】職場での「白杖デビュー」を考える(2017年10月開催)

講師:
重田 雅敏氏 (タートル理事)

概要:
中途視覚障害者の多くがぶつかる「白杖」デビューの壁。でもその壁は乗り越えるのではなく、心の葛藤とうまく向き合うことが大切なのかもしれません。この会では、白杖デビューまでの経験などを、先輩会員に語ってもらいました。

データ:
第5回テキスト(ワード文書:約27.4KB)
第5回テキスト(テキストファイル:約19.2KB)

【第4回】メールについて(2017年4月開催)

講師:
佐藤 利昭氏 (日本盲人職能開発センター職業訓練指導員)

概要:
今では誰もが便利に使っているメール。だからこそ、知っておくべきルールやマナーがあります。ここではwindowsのOutlookを中心に、メールの基礎をおさらいします。

データ:
第4回テキスト(ワード文書:約25.0KB)
第4回テキスト(テキストファイル:約18.1KB)

【第3回】どのようにすれば、素早くメモをとれるか(2017年2月開催)

情報提供:
吉本 浩二氏(民間企業 事務職)

概要:
晴眼者にとっては簡単な「メモをとる」という行為も、我々にとっては難しいことがあります。今回はwindowsの「メモ」やwordを使って素早くメモをとる工夫について、会員が実践している工夫を話してもらいます。

データ:
第3回テキスト(ワード文書:約20.8KB)
第3回テキスト(テキストファイル:約12.6KB)

【第2回】データや資料をいつでも活用できるためにどのように保存していくか(2016年12月開催)

情報提供:
西田 朋己氏 (民間企業 事務職)
新井 愛一郎氏 (タートル副理事長)

概要:
よく使う情報は、普段からきちんと整理しておくことが、作業効率のアップへの近道です。ここでは業務で使う情報を、PC内のデータと、書類などの情報にわけて、楽にアクセスするための工夫を学びます。

データ:
第2回テキスト(ワード文書:約22.1KB)
第2回テキスト(テキストファイル:約9.34KB)

【第1回】インターネット検索の工夫(2016年10月開催)

講師:
柳田 友和氏(日本盲人職能開発センター職業訓練指導員)

概要:
我々視覚障害者にとって、PCはもはや不可欠な情報収集のためのアイテム。ここではショートカットキーの活用などを中心に、インターネットの便利な利用方法について解説します。講演当時のOSはwindows7ですが、内容は現在でも使えるものです。

データ:
第1回テキスト(ワード文書:約21.8KB)
第1回テキスト(テキストファイル:約8.01KB)

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